妊活中に避けたい自己流サプリの重ね飲み

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妊活を始めた頃は、

葉酸だけ。

だったはずなのに、

いつの間にか、

葉酸。

鉄。

ビタミンD。

亜鉛。

CoQ10。

オメガ3。

乳酸菌。

ラクトフェリン。

マルチビタミン。

と増えている。

そんなことはありませんか?

8月21日の
「妊活サプリを増やす前に整理したい3つのこと」
では、

新しいサプリを追加する前に、

・今飲んでいるものを全部書き出す
・なぜ飲んでいるかを確認する
・成分の重複を見る

ことをおすすめしました。

今日は、さらに一歩進めて、

妊活中に避けたい「自己流の重ね飲み」

について考えます。

ここでいう重ね飲みとは、

「サプリを同じ時間に飲むこと」

だけを意味するわけではありません。

問題になりやすいのは、

複数の商品から同じ成分を知らないうちに重ねて摂っていること

です。

厚生労働省も、複数の健康食品を利用すると共通成分の過剰摂取につながる可能性や、医薬品との相互作用へ注意する必要があるとしています。

妊活だからこそ、

「何を増やす?」

より、

「今、全部でどれくらい摂っている?」

を一度確認してみましょう。

目次

妊活中は、なぜサプリが増えやすいのでしょうか

妊活では、

毎回わかりやすい結果が出るとは限りません。

採卵数が少なかった。

受精しなかった。

胚盤胞にならなかった。

子宮内膜が薄いと言われた。

胚移植が陰性だった。

そんな結果を受けると、

「次までに、もう少し何かした方がいいのでは?」

と思います。

そこで検索すると、

「卵子には○○」

「着床には○○」

「AMHが低い人には○○」

という情報が次々と出てきます。

一つ追加。

また一つ追加。

となるのも無理はありません。

でも、

サプリメントは種類を増やすほど効果が足し算されるものではありません。

FDAも、サプリメントで問題が起こりやすい状況として、

複数のサプリメントを組み合わせる。

医薬品と併用する。

一部の成分を多量に摂取する。

といったケースを挙げています。

まず確認したい「マルチサプリ+単品サプリ」

重複が起こりやすい代表例が、

妊活用マルチサプリメント+単品サプリメント

です。

たとえば、

妊活用マルチサプリ

葉酸

妊活用マルチサプリ

ビタミンD

妊活用マルチサプリ

という組み合わせです。

マルチサプリには、

葉酸。

鉄。

亜鉛。

ビタミンD。

ビタミンB群。

などが最初から含まれていることがあります。

そこへ単品を追加すると、

本人は、

「葉酸1個、鉄1個、ビタミンD1個」

と思っていても、

実際にはマルチサプリからも同じ成分を摂っています。

商品数ではなく「1日の合計量」で確認する

見るべきなのは、

「何粒飲んでいるか」

ではありません。

一日あたり、その成分を合計で何mg・何μg摂っているか

です。

たとえばビタミンDなら、

サプリA 25μg

サプリB 25μg

マルチサプリ 10μg

なら、

合計60μgです。

商品ごとに見るのではなく、

同じ成分を縦に並べて足してみる

ことがポイントです。

葉酸は必要。でも「たくさん摂るほど良い」ではありません

葉酸は、

妊活サプリの中でも特に重要な栄養素です。

日本人の食事摂取基準(2025年版)では、

妊娠を計画している女性。

妊娠の可能性がある女性。

妊娠初期の女性。

に対して、

通常の食事とは別に、

葉酸400μg/日

を摂取することが望ましいとされています。

神経管閉鎖障害のリスク低減が目的です。

ここには医学的な理由があります。

でも、葉酸にも耐容上限量があります

同じ食事摂取基準では、

サプリメントや葉酸強化食品などから摂取する葉酸について、成人女性にも耐容上限量が設定されています。

たとえば、

18~29歳では900μg/日。

30~49歳では1,000μg/日。

です。

つまり、

葉酸400μgのサプリ。

妊活マルチサプリに葉酸400μg。

美容サプリにも葉酸。

このように複数のサプリを併用している場合は、

一度合計量を確認した方がよいでしょう。

ただし、医師から高用量葉酸を指示されている場合は別です

ここも重要です。

過去の妊娠歴。

使用している薬。

疾患。

などによって、

一般的な400μgとは異なる量を医師から指示される場合があります。

その場合に、

「上限量を超えているから」

と自己判断で減らしてはいけません。

医師の指示による使用と、自分で何種類も重ねることは別の話です。

「メチル葉酸ならたくさん摂っても大丈夫」でもありません

最近の妊活サプリでは、

5-MTHF。

メチル葉酸。

という表示を見かけることがあります。

葉酸には複数の形がありますが、

「メチル葉酸なら量を気にしなくてよい」

という意味ではありません。

NIHも、神経管閉鎖障害リスクの低減について臨床的な有効性が確立している形は葉酸(folic acid)であると整理しています。

商品名や宣伝文句だけではなく、

何が、どれだけ入っているか

を見ることが大切です。

ビタミンDも「妊活に良いから追加」で重なりやすい成分

妊活では、

ビタミンDについて聞く機会も増えました。

生殖医療領域でも研究されていますし、

ビタミンD自体は身体に必要な栄養素です。

でも、

「妊活にはビタミンDが大切」

と、

「全員が高用量を飲めばよい」

は別です。

日本人の食事摂取基準(2025年版)では、成人のビタミンD耐容上限量は、

100μg/日

に設定されています。

マルチサプリ。

ビタミンD単品。

カルシウム+ビタミンD製品。

などを使っている場合には、

合計量を確認しましょう。

ビタミンDは血液検査で確認できる栄養素でもあります

ビタミンDの状態は、

一般的に、

25-OHビタミンD

という血液検査で確認できます。

不足している方へ補うことと、

すでに十分な方が、

「妊活に良いらしいから」

とさらに量を増やすことは同じではありません。

もし現在の状態が気になるなら、

サプリを追加する前に、

主治医へ、

「ビタミンDを測った方がいいですか?」

と聞いてみてもよいでしょう。

鉄は「疲れるから」と重ねない

妊活中、

疲れる。

立ちくらみがある。

月経量が多い。

というと、

鉄サプリを追加したくなることがあります。

でも、

疲労の原因が必ず鉄不足とは限りません。

また、

すでに妊活用マルチサプリに鉄が含まれていることもあります。

NIHも、鉄は不足している場合には重要である一方、十分な状態での過剰な補給には注意が必要としています。

鉄は「ヘモグロビン」だけでなく、必要に応じてフェリチンも確認

過去に、

鉄欠乏。

貧血。

過多月経。

を指摘されている方なら、

血液検査について相談する価値があります。

必要であれば、

ヘモグロビン。

フェリチン。

鉄関連項目。

などを確認します。

そして不足があれば、

不足している量に合わせて補う

ことを考えます。

「妊活だから念のため鉄を追加」

を繰り返すより確実です。

甲状腺の薬を飲んでいる方は、鉄・カルシウムに特に注意

妊活中は、

甲状腺機能を確認し、

レボチロキシン(チラーヂンなど)を使用している方もいます。

このとき、

鉄やカルシウムを含む製品を同時に使用すると、

レボチロキシンの吸収を妨げることがあります。

PMDAの医薬品情報でも、鉄化合物やカルシウム製剤などとレボチロキシンの相互作用が知られています。

つまり、

サプリそのものが悪いのではなく、

飲むタイミングまで含めて考える必要がある組み合わせがある

ということです。

甲状腺薬を使用している方は、

鉄。

カルシウム。

マルチミネラル。

などを追加する前に、

処方した医療機関や薬剤師へ服用間隔を確認してください。

「サプリだから薬とは関係ない」と考えない

これはぜひ覚えておいてください。

健康食品やサプリメントの成分によっては、

医薬品の、

吸収。

代謝。

排泄。

などへ影響し、

薬が効きすぎたり、

反対に効きにくくなったりする可能性があります。

不妊治療中には、

排卵誘発薬。

黄体補充。

甲状腺治療薬。

免疫や血液凝固に関係する薬。

そのほかの持病の薬。

を使用している方もいます。

サプリを追加するときも、薬を飲んでいることを前提に考える

必要があります。

サプリを病院に言わない、はおすすめしません

「サプリくらいなら言わなくていいかな」

と思う方もいます。

でも、

病院側からすると、

何を飲んでいるかがわからなければ、

相互作用や重複を判断できません。

FDAも、妊娠を希望する時期や妊娠中には、薬だけでなくサプリメントやビタミンについても医療者へ相談するよう勧めています。

病院へ行くときには、

薬だけではなく、

サプリメントもお薬手帳の一部

くらいに考えておくとよいでしょう。

CoQ10はどうする?

CoQ10は、

ミトコンドリア。

酸化ストレス。

卵巣反応。

卵子。

精子。

などとの関連から、生殖医療領域でも研究されている成分です。

特に、

卵巣反応が低い女性。

高年齢女性。

男性不妊。

などを対象とした研究があります。

ただし、

妊活している女性全員が必ず飲むことが確立されているわけではありません。

今までの採卵結果。

年齢。

AMH。

食事。

ほかのサプリ。

などを見ながら、

自分の場合に追加する意味があるのかを考える方がよいでしょう。

「抗酸化」も多ければ多いほど良いわけではありません

CoQ10。

ビタミンC。

ビタミンE。

亜鉛。

セレン。

など、

「抗酸化」

という言葉が書かれたサプリはたくさんあります。

すると、

抗酸化なら、

2種類より5種類。

5種類より10種類。

の方が良さそうに見えます。

でも、

それぞれは別の成分です。

摂取量。

作用。

安全性。

も違います。

「抗酸化」という一つの言葉だけで、全部を重ねないこと

が大切です。

DHEAを海外サプリとして自己判断で始めるのはおすすめしません

海外の妊活情報で、

DHEA

を目にすることがあります。

「AMHが低い人に」

「卵子のために」

などとして販売されることがありますが、

DHEAはホルモンに関係する物質です。

2025年に更新されたESHREの卵巣刺激ガイドラインでは、

低反応女性にも正常反応女性にも、採卵前・卵巣刺激中のDHEA使用は推奨されていません。

生児獲得や継続妊娠などを改善する明確な利益が確認されていないことや、安全性データの不足が理由です。

「サプリだから試してもいい」

ではなく、

ホルモン作用をもつものほど自己判断で使用しない

と考えてください。

海外通販の妊活サプリには、もう一つ注意点があります

海外の商品がすべて危険という意味ではありません。

一方、

日本で流通している製品とは、

成分量。

表示方法。

品質管理。

法的な位置づけ。

が異なる場合があります。

厚生労働省も、インターネットなどを通じて個人輸入する海外の健康食品について、日本の法令に基づいた品質や安全性が確認されていない製品もあり、過去には医薬品成分を含む製品による健康被害もあったとして注意を促しています。

特に、

「日本では買えない高濃度」

「医師に聞かず使える」

ことをメリットとしている商品には慎重になりましょう。

妊娠判定が陽性になったら、一度サプリを再点検する

妊娠前には飲んでいたけれど、

妊娠成立後にも同じように飲んでよいのか。

ここも確認が必要です。

妊娠すると、

必要量が変わる栄養素があります。

反対に、

妊娠中の安全性について十分なデータがないハーブや成分もあります。

NIHも、妊娠中に使用されるサプリメントの中には、安全性が十分研究されていない成分が多いとしています。

判定が陽性になったら、

今飲んでいるものをもう一度、主治医・薬剤師へ伝える

ことをおすすめします。

「妊活中に良かったから、妊娠中もそのまま」は一度確認

たとえば、

採卵のために追加したもの。

卵巣反応を期待して使っていたもの。

美容目的で飲んでいるもの。

ハーブ系。

海外サプリ。

などです。

葉酸のように妊娠初期にも重要なものもあれば、

妊娠成立後には継続の必要性を改めて考えた方がよいものもあります。

「妊活期」と「妊娠期」は同じではありません。

体調が悪くなったとき、10種類飲んでいると原因がわからなくなります

サプリの重ね飲みには、

もう一つ問題があります。

たとえば、

吐き気。

胃もたれ。

下痢。

便秘。

頭痛。

発疹。

動悸。

が出たとします。

一種類だけなら、

「これを始めてからかもしれない」

と考えやすいでしょう。

でも、

一度に3~4種類増やしていたら、

何が原因なのかわからなくなります。

厚生労働省の健康食品資料でも、複数の製品を一度に使用すると、体調不良が起きた際に原因となった製品を判断しにくくなることが指摘されています。

新しく追加するなら「一度に何種類も」は避ける

どうしても新しいものを追加する場合は、

必要性を確認したうえで、

一度に何種類も始めない。

という方法があります。

そうすると、

身体に合わなかった場合にも判断しやすくなります。

ただし、

医師から同時に必要と指示された薬や栄養補充まで、

一つずつ勝手にずらす必要はありません。

治療上の指示があるものは、その指示を優先してください。

サプリの重ね飲みチェックをしてみましょう

今飲んでいる製品を並べたら、

次の成分が複数の商品に入っていないか確認してみてください。

・葉酸
・鉄
・ビタミンD
・亜鉛
・ビタミンA
・ビタミンB群
・ビタミンC
・ビタミンE
・セレン
・ヨウ素
・カルシウム
・マグネシウム

特に、

「妊活用」「マルチ」「美容用」を同時に使っている方

は確認してみてください。

「何種類までなら大丈夫?」という決まりはありません

よく、

「サプリは3種類までなら大丈夫ですか?」

と聞かれます。

でも、

種類の数だけでは判断できません。

1種類でも、

非常に高用量なら問題になることがあります。

反対に、

目的や量が整理され、

必要性が確認されている複数の栄養素を使う場合もあります。

大切なのは、

数ではなく、成分・量・目的・薬との組み合わせ

です。

妊活では「飲んでいる安心感」に頼りすぎない

毎朝、

葉酸。

鉄。

ビタミンD。

CoQ10。

オメガ3。

亜鉛。

乳酸菌。

を飲む。

すると、

「今日も妊活のためにできることをした」

という安心感が生まれることがあります。

それ自体が悪いわけではありません。

でも、

一日飲み忘れただけで、

「卵子に悪かったかも」

「今回の採卵に影響したかも」

と強く不安になるようなら、

サプリが新しい負担になっているかもしれません。

サプリを増やすこと以外にも、妊活でできることがあります

妊活の身体づくりは、

栄養素を追加することだけではありません。

眠れているか。

食事がとれているか。

胃腸は安定しているか。

疲れを持ち越していないか。

月経はどうか。

身体に緊張が続いていないか。

こうしたことも、

妊活を続ける身体にとって大切です。

東洋医学では「たくさん補えばよい」とは考えません

東洋医学にも、

身体を補う、

という考え方があります。

でも、

不足しているから、

何でも補えばよい。

とは考えません。

脾虚(ひきょ)|飲むものが増えるほど胃がつらい

・サプリを飲むと胃が重い
・食欲が少ない
・軟便になりやすい
・食後に疲れる
・たくさん飲むと気持ち悪い

という方では、

脾虚=胃腸の働きや身体を養う力が弱っている状態

として見ることがあります。

こうした方では、

サプリをさらに追加する前に、

食べられるか。

胃腸が安定しているか。

を見ます。

肝鬱気滞(かんうつきたい)|治療結果が出るたびに何か追加したくなる

「次こそ何かしなければ」

という不安が強い方では、

身体にも緊張が続いていることがあります。

東洋医学では、

睡眠。

肩や首の緊張。

胸やお腹の張り。

ため息。

なども一緒に見ていきます。

サプリを増やす前に、鍼灸で「今の身体」を見る方法もあります

鍼灸は、

葉酸や鉄を身体へ補給するものではありません。

検査で不足があれば、

必要な栄養素を適切に補うことが基本です。

それとは別に、

鍼灸では、

・現在の不妊治療の段階
・月経
・睡眠
・胃腸
・便通
・疲労
・冷えやほてり
・身体の緊張
・使用している薬やサプリメント

などを確認しながら、

「何を足すか」だけではなく、今の身体全体を見ていく

ことができます。

妊活に鍼灸を取り入れることにも研究があります

2026年に発表された42試験・9,390人を対象としたメタ解析では、IVF・ICSI・胚移植などの生殖補助医療へ鍼灸を併用した群で、

臨床妊娠率 RR 1.25

着床率 RR 1.16

と、対照群より有意に高い結果が報告されています。

一方、

出生率はRR 1.14で統計学的な明確な差には達しておらず、研究のばらつきなどからエビデンスの確実性は非常に低いと評価されています。

つまり、

「サプリより鍼灸の方が妊娠する」

という比較ではありません。

また、

「鍼灸を受ければ妊娠できる」

という意味でもありません。

大切なのは、

病院で必要な不妊治療を受け、必要な栄養素は適切に補い、そのうえで身体全体を整える方法として鍼灸を組み合わせる

という考え方です。

サプリと鍼灸は、役割が違います

サプリメントは、

必要な栄養素を補うために利用できます。

鍼灸は、

特定の栄養素を補給するものではありません。

その代わり、

睡眠。

胃腸。

疲労。

身体の緊張。

月経。

冷えやほてり。

など、

治療を受けている身体を継続して見る

という役割があります。

だから、

サプリを次々増やすことと、

鍼灸を身体づくりへ取り入れることは、

同じものではありません。

今回の採卵結果だけで、サプリを全部入れ替えない

採卵結果が良くなかった。

胚盤胞にならなかった。

すると、

今までのサプリを全部やめて、

新しいものへ入れ替えたくなることがあります。

でも、

一回の採卵結果だけから、

「このサプリが効かなかった」

「この成分が不足していた」

とは判断できません。

採卵結果には、

年齢。

卵巣予備能。

刺激方法。

精子。

胚発育。

など、さまざまな要因があります。

結果が出るたびにサプリを総入れ替えするより、一度整理して必要性を確認する。

その方が安全です。

今日からできる3つのこと

1.全部の商品を一か所に集める

葉酸。

マルチサプリ。

美容サプリ。

鉄。

ビタミンD。

プロテイン。

健康食品。

まで、

まず全部並べます。

2.同じ成分を縦に書き出して合計する

「葉酸は全部で何μg?」

「ビタミンDは?」

「鉄は?」

と計算します。

商品数ではなく、

一日あたりの合計量

を確認します。

3.薬も一緒にリストへ入れる

サプリだけの一覧にしないことです。

不妊治療薬。

甲状腺薬。

漢方薬。

市販薬。

も含め、

今、口から摂っているものを一枚にまとめる

と、医療機関でも確認してもらいやすくなります。

わからないものは「やめる」でも「続ける」でもなく、まず確認

この記事を読んで、

「重複しているから全部やめよう」

とはしないでください。

特に、

医師から指示されているもの。

検査で不足を指摘されているもの。

治療上必要なもの。

は、自己判断で中止しないことが大切です。

反対に、

「妊活に良いと聞いたから」

だけで追加しているものは、

一度、

なぜ飲んでいるのか

を確認してみましょう。

次は「相談できる形」に整理してみましょう

サプリを整理しても、

病院で、

「何かサプリ飲んでいますか?」

と聞かれた瞬間、

商品名が出てこない。

何mgかわからない。

いつ飲んでいるかわからない。

ということがあります。

そこで8月30日の
「サプリ相談の前に作りたい服用メモ」
では、

・商品名
・成分
・一日量
・飲む時間
・飲み始めた理由
・処方薬
・検査結果

を、

一枚で医師や薬剤師へ見せられる形

にまとめる方法を具体的にご紹介します。

妊活サプリは「足し算」だけで考えない

妊活では、

結果が思うようにいかないほど、

何かを増やしたくなります。

でも、

葉酸。

鉄。

ビタミンD。

CoQ10。

どれも、

多く摂れば多く摂るほど妊娠に近づくものではありません。

必要なものは必要な分だけ使う。

検査で確認できるものは確認する。

薬との飲み合わせを見る。

そして、

食事。

睡眠。

胃腸。

疲労。

月経。

身体の緊張。

といった、

サプリでは置き換えられない身体の状態にも目を向ける。

妊活の身体づくりは、何種類飲んでいるかを競うものではありません。

病院で必要な治療を受けながら、

必要な栄養補充。

生活。

そして鍼灸などの身体づくりを、

自分に必要な分だけ組み合わせていきましょう。

【参考・出典】

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」

厚生労働省「葉酸とサプリメント―神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果」

厚生労働省「健康食品の正しい利用法」

厚生労働省「医薬品と健康食品の相互作用に対する注意喚起」

米国国立衛生研究所(NIH)「妊娠期の栄養補助食品」

米国食品医薬品局(FDA)「医薬品とサプリメントの併用について」

欧州ヒト生殖医学会(ESHRE)「体外受精・顕微授精における卵巣刺激ガイドライン 2025」

Frontiers in Endocrinology「生殖補助医療に併用する鍼治療のタイミングと施術量に関するメタ解析・ネットワークメタ解析」

サプリを増やす前に、妊活の身体全体を一度整理したい方へ

「何種類飲んでいるのかわからなくなってきた」

「採卵結果が気になるたび、新しいサプリを追加している」

「病院の薬と一緒に飲んで大丈夫なのかわからない」

そんな方もいらっしゃると思います。

ロータスリーフ 蓮心はり灸堂では、

・現在の妊活・不妊治療の段階
・これまでの治療経過
・使用している薬
・使用しているサプリメント
・食事
・睡眠
・胃腸や便通
・疲労
・月経
・冷えやほてり

などを確認しながら、身体づくりを考えています。

サプリメントについても、

「妊活中なら全員これ」

ではなく、

今の食事。

検査結果。

使用している薬。

すでに摂っている成分。

を整理することが大切です。

必要に応じて、主治医や薬剤師へ確認していただくこともあります。

そして妊活に鍼灸を取り入れるメリットは、

新しい栄養素をさらに足すことではなく、不妊治療を受けている身体を、睡眠・胃腸・疲労・月経・緊張まで含めて継続して見ていけること

にもあります。

生殖補助医療と鍼灸については、臨床妊娠率や着床率に前向きな研究結果も報告されています。

「次は何を飲もう?」

と探す前に、

「今の私は、本当に何が必要?」

と一度整理してみませんか。

「採卵・胚移植に向けて身体づくりを相談したい」

「今飲んでいるサプリも含め、一度妊活全体を整理したい」

という方は、LINEからお気軽にご相談ください。

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