夏に悪化しやすい『寝ても疲れる』を東洋医学でみると

東洋医学の視点から体質改善を伝える奈良・上牧町の鍼灸院ブログ画像

夜は眠っているはずなのに、朝から身体が重い。
十分寝たつもりなのに、疲れが取れていない。
日中にぼんやりして、集中しにくい。
冷房で身体が冷えて、夜中に目が覚める。
暑さで寝苦しく、朝からだるい。

夏になると、このようなご相談が増えます。

妊活中の方からも、

「寝ても疲れが取れません」
「睡眠が浅いと妊活に悪いですか?」
「朝からだるいのはホルモンバランスの乱れでしょうか?」
「夏バテと睡眠は関係ありますか?」
「移植前なのに眠りが浅くて不安です」

というお声をいただくことがあります。

まず、お伝えしたいことがあります。

寝ても疲れる日があるからといって、妊活がだめになるわけではありません。

1日眠りが浅かった。
数日だるさが続いた。
暑さで夜中に目が覚めた。
冷房で身体が冷えた。

それだけで、すべてが悪くなるわけではありません。

妊娠や不妊治療の結果には、年齢、卵子、精子、排卵、子宮内膜、胚の状態、ホルモン、治療内容、生活習慣、体質など、さまざまな要素が関わります。

睡眠だけで結果が決まるものではありません。

ただし、寝ても疲れる状態が続くと、胃腸、自律神経、冷え、むくみ、気持ちの安定、月経前の不調などに影響を感じやすくなります。

今日は、夏に悪化しやすい「寝ても疲れる」状態を、西洋医学と東洋医学の両面からやさしく整理していきます。

目次

「寝ても疲れる」とは、睡眠時間だけの問題ではありません

「寝ても疲れる」と聞くと、睡眠時間が足りないのかなと思うかもしれません。

もちろん、睡眠時間は大切です。

でも、疲れが取れない原因は、睡眠時間だけではありません。

たとえば、

  • 眠りが浅い
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 寝つきが悪い
  • 夢をよく見る
  • 起きた時に身体が重い
  • 冷房で足元が冷えている
  • 暑さで汗をかいている
  • 胃腸が重い
  • 寝る直前までスマホを見ている
  • 日中にほとんど動いていない
  • ストレスや不安が強い

このような要素が重なると、睡眠時間は取れていても、休んだ感じが少なくなることがあります。

最近では、「睡眠休養感」という言葉も使われます。

これは、睡眠によってどれくらい休めたと感じられるか、という感覚です。

たとえ7時間寝ていても、朝起きた時にぐったりしている場合、身体は十分に休めていないと感じているのかもしれません。

妊活中は、治療や通院への不安も重なりやすいため、睡眠休養感が下がりやすい時期です。

「ちゃんと寝なきゃ」と思うほど眠れなくなることもあります。

だからこそ、睡眠を気合いで改善しようとせず、身体が休みやすい環境を整えることが大切です。

夏に「寝ても疲れる」が悪化しやすい理由

夏は、睡眠の質が乱れやすい季節です。

暑さ、湿気、冷房、冷たい飲食、日中の疲労、寝苦しさが重なりやすくなります。

1.暑さで眠りが浅くなる

夏の夜は、気温や湿度が高く、寝つきにくくなります。

暑くて眠れない。
汗をかいて目が覚める。
寝返りが増える。
朝起きてもすっきりしない。

このような状態が続くと、身体の回復が追いつきにくくなります。

妊活中の方は、基礎体温やホルモンの変化も気になりやすいため、夜中に目が覚めると不安が強くなることがあります。

2.冷房で身体が冷える

夏の睡眠では、冷房も大切です。

暑さを我慢して眠れない状態が続くと、身体に負担がかかります。

熱中症予防のためにも、エアコンを上手に使うことは必要です。

ただし、冷房の風が直接当たったり、足元やお腹が冷えたりすると、夜中に目が覚める方もいます。

朝起きた時に、

  • 足先が冷たい
  • お腹が冷えている
  • 腰が重い
  • 肩や首がこる
  • 身体がだるい

という方は、冷房の当たり方や寝具を見直してみましょう。

3.胃腸が弱る

夏は、冷たい飲み物や食事が増えやすい季節です。

氷入りの飲み物。
アイス。
冷たい麺類。
冷たいサラダ。
冷えた果物。

これらが続くと、胃腸が重くなる方がいます。

胃腸が弱ると、食事から気血を作る力が落ち、疲れやすさやだるさを感じやすくなります。

東洋医学では、胃腸は身体のエネルギーを作る土台と考えます。

夏に「寝ても疲れる」方は、睡眠だけでなく胃腸の状態も見ていくことが大切です。

4.自律神経が疲れる

夏は、外と室内の温度差が大きくなります。

外では暑い。
電車や職場では冷房で冷える。
また外で汗をかく。
また室内で冷える。

この繰り返しで、自律神経が忙しく働きます。

自律神経は、体温調整、睡眠、胃腸、呼吸、心拍、発汗などに関わります。

温度差が大きい日が続くと、身体が休みにくくなり、寝ても疲れが残ることがあります。

5.妊活の不安で頭が休まらない

妊活中は、夜になると考えごとが増えやすくなります。

採卵。
胚移植。
判定日。
受精結果。
胚のグレード。
月経が来るかどうか。
年齢。
治療費。
夫婦のこと。

頭では「寝なきゃ」と分かっていても、心が落ち着かないことがあります。

検索やSNSを見て、さらに不安になる方もいます。

身体は布団に入っていても、頭と心が休めていない状態です。

妊活中の睡眠は、どう考えればよいのでしょうか

妊活中は、睡眠に対して不安になりやすいです。

「寝不足だと卵子の質が悪くなりますか」
「移植後に眠れなかったら着床に影響しますか」
「寝ても疲れるのはホルモンが乱れているからですか」
「睡眠を整えないと妊娠できませんか」

このような心配をされる方もいます。

睡眠は、身体の回復、自律神経、ホルモンのリズム、免疫、代謝、気分の安定に関わる大切な時間です。

整えられるなら、整えた方がよいものです。

ただし、睡眠を「妊活の合否を決めるもの」として怖がりすぎないでください。

眠れない日がある。
疲れが取れない日がある。
夜中に目が覚める日がある。

それだけで、すべてが悪くなるわけではありません。

大切なのは、自分を責めることではなく、眠りを邪魔している要素を少しずつ減らすことです。

暑さ。
冷房の風。
冷たい飲食。
胃腸の重さ。
夜の検索。
寝る前のカフェイン。
日中の動かなさ。
不安の抱え込み。

ひとつずつ見直していきましょう。

受診した方がよい「寝ても疲れる」症状

寝ても疲れる状態は、生活習慣や季節の影響で起こることもあります。

ただし、すべてを夏バテや冷えのせいにしないことも大切です。

次のような症状がある場合は、自己判断せず、クリニックや病院など、専門の医療機関へ相談してください。

  • 強い疲労感が長く続く
  • 日常生活に支障が出ている
  • 眠っても日中に強い眠気がある
  • 大きないびきや呼吸が止まるような指摘がある
  • 動悸や息切れがある
  • めまいや立ちくらみが強い
  • 体重が急に減った、または増えた
  • 発熱が続く
  • 強い月経痛や出血量の多さがある
  • 下痢や便秘が長く続く
  • 強い不眠が続く
  • 気持ちが追い詰められている
  • 薬を飲み始めてから強い眠気やだるさが出た

貧血、甲状腺、睡眠時無呼吸、感染症、婦人科疾患、薬の影響など、確認が必要な場合もあります。

妊活中の方は、不妊治療で使っている薬やホルモン補充の影響で眠気やだるさを感じることもあります。

不安な時は、主治医に相談してください。

東洋医学では「寝ても疲れる」をどう見るのでしょうか

東洋医学では、「寝ても疲れる」状態を、気・血・水、肝・心・脾・腎のバランスから見ていきます。

ここでいう気・血・水、肝・心・脾・腎は、西洋医学の臓器そのものだけを指すのではなく、身体の働きやリズムを表す東洋医学的な考え方です。

夏に寝ても疲れる方は、体質によっていくつかの傾きが見られます。

気虚(ききょ) 〜エネルギー不足で回復しにくい状態〜

気は、身体を動かすエネルギーのようなものです。

気虚タイプでは、

  • 朝からだるい
  • 少し動くと疲れる
  • 汗をかくとぐったりする
  • 声に力がない
  • 食欲が落ちる
  • 風邪をひきやすい
  • 通院後に疲れが残る
  • 休んでも回復しにくい

といった状態が出やすくなります。

夏は、暑さと汗で気を消耗しやすい季節です。

妊活中に通院や仕事、家事を頑張っている方は、さらに疲れが重なりやすくなります。

このタイプの方は、気合いで動き続けるより、回復を優先することが大切です。

脾虚(ひきょ) 〜胃腸が弱り、気血を作りにくい状態〜

脾は、胃腸の働き、食べたものから気血を作る力、水分代謝と関係します。

脾虚タイプでは、

  • 胃が重い
  • 食欲が落ちる
  • 食後に眠くなる
  • 軟便になりやすい
  • 甘いものが欲しくなる
  • むくみやすい
  • 朝起きにくい
  • 身体が重だるい

といった状態が出やすくなります。

夏は冷たい飲み物や食事が増えやすく、胃腸が弱りやすい季節です。

胃腸が弱ると、寝ても疲れが取れにくく感じることがあります。

このタイプの方は、栄養を増やそうとする前に、胃腸が受け取りやすい形に整えることが大切です。

温かい味噌汁。
お粥。
卵。
豆腐。
鶏肉のスープ。
白身魚。
やわらかく煮た野菜。

冷たいものを完全にやめる必要はありませんが、温かいものを一品足してみましょう。

血虚(けっきょ) 〜身体と心を養う力が不足しやすい状態〜

血は、身体を養い、心を落ち着かせる働きと関係します。

血虚タイプでは、

  • めまいがしやすい
  • 立ちくらみがある
  • 顔色が青白い
  • 爪が割れやすい
  • 髪がぱさつく
  • 眠りが浅い
  • 夢をよく見る
  • 不安になりやすい
  • 月経後に疲れやすい

といった状態が出やすくなります。

採卵後、月経後、出血量が多い方、食事量が少ない方は、血を養う視点も大切です。

このタイプの方は、たんぱく質や鉄を含む食材を意識しながら、胃腸にやさしい形でとることが大切です。

卵。
魚。
鶏肉。
赤身の肉を少量。
しじみ。
あさり。
小松菜。
黒ごま。
なつめ。

無理にたくさん食べるより、続けられる形で取り入れましょう。

心脾両虚(しんぴりょうきょ) 〜眠りの浅さと胃腸の弱りが重なる状態〜

心は、東洋医学では眠りや精神活動と関係します。
脾は、胃腸や気血を作る力と関係します。

心脾両虚タイプでは、

  • 眠りが浅い
  • 夢をよく見る
  • 夜中に目が覚める
  • 不安になりやすい
  • 動悸がする
  • 食欲が落ちる
  • 胃が重い
  • 朝から疲れている
  • 考えすぎると眠れない

といった状態が出やすくなります。

妊活中の不安と胃腸の弱りが重なると、この状態が出やすくなります。

このタイプの方は、寝る前の検索を減らし、夜の胃腸を重くしすぎないことが大切です。

温かい汁物。
スマホを少し離す。
不安をメモに書く。
足元を冷やしすぎない。
早めに布団に入る。

心と胃腸の両方を守りましょう。

腎虚(じんきょ) 〜生殖の土台と回復力の消耗〜

腎は、東洋医学では生殖の土台、年齢に伴う変化、足腰、冷え、睡眠と関係が深いと考えます。

腎虚タイプでは、

  • 妊活が長引き、心身が疲れている
  • 年齢への焦りが強い
  • AMHの数値が気になる
  • 足腰が冷える
  • 明け方に目が覚める
  • 疲れが抜けにくい
  • 耳鳴りがある
  • 休むことに罪悪感がある

といった状態が出やすくなります。

このタイプの方は、「もっと頑張らなければ」と自分を追い込みやすいです。

でも、腎を消耗させすぎないためには、休むことも必要です。

睡眠。
足元の冷え対策。
予定の余白。
治療のことを考えない時間。
身体を休ませること。

これも、妊活中の大切な養生です。

陰虚(いんきょ) 〜ほてり・寝汗・眠りの浅さ〜

陰は、身体を潤し、熱を鎮め、落ち着かせる働きと関係します。

陰虚タイプでは、

  • 手足がほてる
  • 寝汗をかく
  • 口が渇く
  • 夜に頭が冴える
  • 眠りが浅い
  • のぼせやすい
  • イライラと不安が混ざる
  • 更年期のようなゆらぎがある

といった状態が出やすくなります。

このタイプの方は、温活を頑張りすぎると、かえって眠りにくくなることがあります。

妊活中は「温めなきゃ」と思いやすいですが、夏の夜は温めすぎに注意が必要です。

足元やお腹を冷やしすぎない。
でも、汗をかくほど温めない。
冷房は直接当てない。
寝具で調整する。
辛いものやアルコールを控えめにする。

冷えとのぼせのバランスを見ながら整えましょう。

夏に寝ても疲れる時の食養生

寝ても疲れる時は、睡眠だけでなく食事も見直してみましょう。

夏は食欲が落ちやすく、冷たいものに偏りやすい季節です。

おすすめしやすい食材は、

  • ごはん
  • 味噌汁
  • 豆腐
  • 納豆
  • 鶏肉
  • 白身魚
  • かつお
  • しじみ
  • あさり
  • 小松菜
  • にんじん
  • かぼちゃ
  • 山芋
  • オクラ
  • きのこ
  • わかめ
  • 枝豆
  • とうもろこし
  • 黒ごま
  • なつめ
  • 生姜を少し
  • しそ

などです。

ポイントは、たんぱく質と温かい汁物を抜きすぎないことです。

夏は、そうめん、冷たい麺、アイス、冷たい飲み物で済ませてしまう日があります。

それ自体が悪いわけではありません。

ただ、冷たい炭水化物だけが続くと、胃腸が弱り、だるさが残りやすい方もいます。

そうめんに卵を足す。
冷たい麺の日に味噌汁を足す。
朝に白湯や温かいお茶を飲む。
ごはんに納豆を足す。
スープに豆腐や鶏肉を入れる。

このくらいの小さな工夫で十分です。

控えめにしたい食べ方

寝ても疲れる日が続く時は、次のような食べ方が増えていないか見直してみましょう。

  • 朝食を抜く日が続く
  • アイスや冷たい飲み物が多い
  • 甘いものだけで済ませる
  • 夜遅い重たい食事
  • 脂っこい食事が続く
  • カフェインを夕方以降に多くとる
  • お酒で眠ろうとする
  • 極端な糖質制限
  • 食欲がないからと何も食べずに寝る

妊活中の食事は、完璧でなくて大丈夫です。

ただ、疲れが取れにくい時は、身体が回復する材料を欲しがっていることがあります。

「何を減らすか」だけでなく、「何を足すか」を意識してみましょう。

寝ても疲れる時におすすめのツボ

ツボ押しは、不妊症や睡眠障害、貧血、甲状腺疾患などを診断したり、治療したりするものではありません。

また、妊娠やホルモン値の改善を約束するものでもありません。

けれど、疲れ、眠りの浅さ、胃腸の重さ、冷え、緊張に気づくセルフケアとして取り入れることはできます。

強く押し込まず、息を吐きながら、気持ちよい程度に触れてください。

足三里(あしさんり) 〜胃腸・疲れ・体力の土台〜

膝のお皿の外側下から、指4本分ほど下にあります。

胃腸の働きや疲れを意識する時に使いやすいツボです。

寝ても疲れる方、食欲が落ちる方、夏バテ気味の方におすすめです。

三陰交(さんいんこう) 〜冷え・婦人科系の身体づくり〜

内くるぶしの上、指4本分ほど上にあります。

婦人科系のケアでよく使われるツボです。

冷え、月経周期、むくみを意識した身体づくりで選ばれることがあります。

ただし、妊娠中や妊娠の可能性がある時期、移植後は強く押し込まず、温める程度にしてください。

神門(しんもん) 〜不安・眠りの浅さ・考えすぎ〜

手首の小指側、手首のしわの近くにあります。

夜に考えごとが止まらない時、不安で眠りが浅い時に使いやすいツボです。

寝る前にスマホを置いて、神門に触れながら深く息を吐いてみましょう。

内関(ないかん) 〜胸のつかえ・胃のむかつき・緊張〜

手首の内側、しわから指3本分ほどひじ寄りの中央にあります。

胸のつかえ、胃のむかつき、呼吸の浅さがある時に使いやすいツボです。

妊活中の不安で身体が緊張している時にも触れやすい場所です。

太渓(たいけい) 〜足腰の冷え・腎のケア〜

内くるぶしとアキレス腱の間にあります。

東洋医学では、腎の働きや足腰の冷えを意識する時に使われることがあります。

明け方に目が覚める方、足元が冷えやすい方、疲れが抜けにくい方におすすめです。

今日からできる3つのこと

1.寝る前の冷房の風を見直す

エアコンは、夏の睡眠に必要なものです。

暑さを我慢して眠れない状態を続ける必要はありません。

ただし、風が直接身体に当たると、足元やお腹が冷えて目が覚めることがあります。

風向きを変える。
寝る位置を変える。
薄手の腹巻きやレッグウォーマーを使う。
寝具で調整する。
汗をかいたら着替える。

暑さを避けながら、冷やしすぎない環境を作りましょう。

2.朝に温かいものを一口入れる

寝ても疲れる方は、朝の胃腸が動きにくいことがあります。

朝からたくさん食べなくても大丈夫です。

白湯。
味噌汁。
スープ。
温かいお茶。

一口でも、胃腸が動き出すきっかけになります。

食べられる方は、卵、豆腐、納豆、魚などを少し足してみましょう。

3.夜の検索を明日のメモに変える

妊活中は、夜に検索が増えやすいです。

でも、寝る前の検索は心を疲れさせます。

不安なことは、明日確認するメモに変えましょう。

主治医に聞くこと。
施術で相談したいこと。
夫婦で話したいこと。
今すぐ答えが出ないこと。

書き出して、いったん身体を休ませてあげましょう。

鍼灸でできるサポート

夏に悪化しやすい「寝ても疲れる」状態には、暑さ、湿気、冷房冷え、睡眠環境、胃腸の弱り、自律神経、ストレス、月経周期、不妊治療の薬、通院疲れなど、さまざまな要素が関わります。

そのため、鍼灸だけで睡眠障害、強い疲労、ホルモン値、妊娠、排卵、卵子の質の改善をお約束することはできません。
また、当院で内科疾患や睡眠障害を診断したり、病院での検査や治療の代わりを行ったりすることもできません。

けれども、妊活中の身体づくりとして、

  • 自律神経の緊張をやわらげたい
  • 眠りやすい身体を整えたい
  • 胃腸の働きを助けたい
  • 冷房冷えを整えたい
  • むくみや重だるさを相談したい
  • 夏バテしにくい身体づくりをしたい
  • 治療中の不安や疲れを整理したい

という方に対して、鍼灸でサポートできることがあります。

当院では、病院での検査や治療を大切にしながら、東洋医学の視点で気血水、肝・心・脾・腎のバランスを見ていきます。

「寝ても疲れる」という状態を、

「睡眠時間が足りないだけ」と決めつけるのではなく、

「胃腸は弱っていないか」
「冷房で冷えていないか」
「暑さで消耗していないか」
「不安で呼吸が浅くなっていないか」
「血や気を養う力が落ちていないか」
「腎の消耗が強くないか」

という視点から丁寧に確認していきます。

当院の考え方

寝ても疲れる状態が続くと、不安になります。

「ちゃんと寝ているのに、なぜ疲れるんだろう」
「妊活に悪いのではないか」
「体力が落ちているのかな」
「ホルモンバランスが乱れているのかな」
「もっと生活を整えないといけないのかな」

そんなふうに、自分を責めてしまう方もいます。

でも、夏に疲れが取れにくいのは、あなたの努力が足りないからではありません。

暑さ。
湿気。
冷房。
冷たい飲食。
睡眠の浅さ。
通院の疲れ。
治療への不安。
日々の仕事や家事。

これらが重なれば、身体が疲れるのは自然なことです。

大切なのは、無理に頑張り続けることではありません。

どこで消耗しているのか。
何が眠りを浅くしているのか。
胃腸は受け取れているのか。
冷えとのぼせはどちらが強いのか。
心が休めているのか。

そこを一緒に見ていくことです。

奈良・上牧町、西大和、北葛城郡周辺で、夏の疲れ、寝ても疲れる状態、妊活中の睡眠の浅さ、冷房冷え、胃腸の弱り、自律神経の乱れに悩んでいる方へ。

「寝ても疲れが取れない」
「朝から身体が重い」
「夏になると妊活中の体調が崩れやすい」
「眠りが浅くて不安」
「東洋医学的に体質を整えたい」

そんな時は、うまく言葉にできなくても大丈夫です。

病院での治療を大切にしながら、今のお身体とお気持ちを一緒に整理していきましょう。

強い疲労感が長く続く、日常生活に支障がある、強い不眠、日中の強い眠気、動悸、息切れ、発熱、急な体重変化、強い月経異常などがある場合は、クリニックや病院など、専門の医療機関へ相談してください。

この記事を書いた人

ロータスリーフ 蓮心はり灸堂
院長 菅原 裕万
はり師・きゅう師・医薬品登録販売者

奈良・上牧町で、妊活中の方や女性のお身体のお悩みに向き合い、マタニティケア・産後ケアまで、ライフステージに合わせた鍼灸施術を行っています。
病院での検査や治療を尊重しながら、東洋医学の視点も取り入れ、冷え・睡眠・自律神経の緊張・体質・生活習慣などを丁寧に確認し、その方に合った身体づくりを一緒に考えています。

当院は女性のための鍼灸院です。男性の施術は、既存患者様からのご紹介、またはご夫婦でのご来院に限り、他の方と重ならない時間帯で対応しております。

院長プロフィールを見る

夏に寝ても疲れが取れない、眠りが浅い、朝からだるい、冷房冷え、胃腸の弱り、自律神経の乱れが気になる方は、当院にご相談ください。
病院での治療を大切にしながら、東洋医学の視点で今のお身体の状態を確認し、夏を無理なく過ごすための身体づくりをサポートいたします。

『暑さで眠れず焦ってしまう』『冷房対策が合っているか分からない』といった、まとまらない思いのままで構いません。
ひとりで抱え込まず、まずは当院で、あなたのお身体に合わせた夏の過ごし方を一緒に見つけてみませんか。

参考・出典

厚生労働省『健康づくりのための睡眠ガイド2023』
厚生労働省『こころの耳 良質な睡眠をとる』
厚生労働省『熱中症を防ぎましょう 普及啓発用資材』
厚生労働省『健康日本21 栄養・食生活』
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)『睡眠と健康に関する情報』
世界保健機関(WHO)『身体活動・座位行動に関するガイドライン』
日本生殖医学会『生殖医療ガイドライン』
日本産科婦人科学会『不妊症に関する情報』
世界保健機関(WHO)『不妊に関するファクトシート』

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