【新月】妊活中に比較で苦しくなったときの心の置き場

東洋医学の視点から体質改善を伝える奈良・上牧町の鍼灸院ブログ画像

友人の妊娠報告を見て、胸がぎゅっと苦しくなる。
年齢、検査結果、治療の進み方を比べて、自分だけ取り残されたように感じる。
本当は喜びたいのに、素直に喜べない自分まで責めてしまう。

妊活中は、比較が心を深く傷つけることがあります。

「あの人はすぐ妊娠したのに」
「同じ時期に治療を始めた人は、もう妊娠している」
「私は年齢的に遅かったのかな」
「AMHが低いから、もう難しいのかな」
「胚盤胞になった数が少ない私はだめなのかな」

こんなふうに、数字や周りの状況が、自分を責める材料になってしまう日があります。

まず最初にお伝えしたいことがあります。

妊活中に人と比べて苦しくなるのは、あなたの心が狭いからではありません。
それだけ、赤ちゃんを望む気持ちが真剣で、ここまでたくさん頑張ってきたということです。

2026年6月15日は、11時54分ごろに新月を迎えます。

月の満ち欠けが、妊娠を決めるわけではありません。
でも、新月は、空がいったん静かに暗くなり、また少しずつ満ちていく始まりの日です。

今日はその新月を、「誰かと比べるための日」ではなく、少しだけ自分の心を休ませるきっかけとして見ていきましょう。

目次

妊活中は、なぜ比較がこんなにつらいのでしょうか

妊活中の比較は、日常の何気ない場面で突然起こります。

SNSの妊娠報告。
友人の出産報告。
職場の妊婦さん。
親戚からの「子どもはまだ?」という言葉。
同じクリニックに通う人の結果。
ネット上の成功体験。
年齢別の妊娠率。
抗ミュラー管ホルモン(AMH)の数値。
採卵数。
胚盤胞の数。
胚のグレード。

妊活中は、見たくなくても、比べる材料があちこちにあります。

しかも妊活は、努力がそのまま結果に見えにくいものです。

食事を整えている。
睡眠を意識している。
通院している。
薬も頑張っている。
注射も受けている。
仕事も調整している。
夫婦で何度も話し合っている。

それでも、すぐに結果が出るとは限りません。

だからこそ、誰かの妊娠報告を見ると、自分の努力だけが置いていかれたように感じてしまうことがあります。

「私は何が足りないんだろう」
「何を間違えたんだろう」
「どうして私だけ」

そう思ってしまうのは、とても自然なことです。

比較がつらいのは、心が弱いからではありません

世界保健機関(WHO)は、不妊を「12か月以上、避妊せずに性交しても妊娠に至らない状態」としています。
また、不妊は世界的にも多くの人が経験する健康課題とされています。

不妊や妊活は、特別な誰かだけの悩みではありません。

けれど、実際にその中にいると、とても孤独に感じます。

妊活のつらさは、身体の問題だけではありません。

期待すること。
待つこと。
落ち込むこと。
また立ち上がること。
治療を選ぶこと。
結果を聞くこと。
周りの報告に心が揺れること。
自分を責める気持ちと向き合うこと。

そのすべてが、心に負担をかけます。

不妊治療に関する国際的なガイドラインでも、治療に伴う心理的な負担や、相談・支援の重要性が示されています。

つまり、比較で苦しくなることは、決して「考えすぎ」ではありません。
妊活という、先が見えにくい時間を過ごしているからこそ起こる、自然な心の反応です。

比べてしまう相手は、実は「人」だけではありません

妊活中に比べてしまう対象は、友人や知人だけではありません。

過去の自分。
理想の自分。
治療前に想像していた未来。
「この年齢までには妊娠しているはずだった」という予定。
「もっと早く始めていれば」という後悔。

こうしたものとも、私たちは比べてしまいます。

たとえば、

「30代前半で出産していると思っていた」
「結婚したら自然に授かると思っていた」
「まさかここまで病院に通うとは思わなかった」
「こんなに検査結果に一喜一憂する人生になると思わなかった」

そんな気持ちが出てくることがあります。

これは、単なるわがままではありません。

思い描いていた未来と、今の現実が違う時、人は悲しみます。
その悲しみが、怒りや焦りや自責として出てくることがあります。

だから、「比べないようにしよう」と自分に命令するよりも、まずは「私は今、思っていた未来との違いに傷ついているんだ」と気づいてあげることが大切です。

妊娠報告が苦しいとき

妊活中に周りの妊娠報告が苦しい。

これは、多くの方が言葉にしづらい悩みです。

「おめでとう」と言いたい。
でも、胸が痛い。
笑顔で返事をしたあと、ひとりになって泣いてしまう。
そんな自分が嫌になる。

でも、ここで覚えておいてほしいことがあります。

人の幸せを喜べないのではなく、自分の痛みが刺激されているのです。

誰かの妊娠そのものが憎いわけではない。
赤ちゃんが生まれることが嫌なわけでもない。
ただ、自分がずっと望んでいるものが目の前に現れて、心の傷に触れてしまう。

それは、とても自然な反応です。

心の皮膚が薄くなっている時に、強い刺激を受けると痛い。
妊活中の妊娠報告は、まさにそのように感じることがあります。

だから、SNSを見ない日を作っても大丈夫です。
すぐに返信できなくても大丈夫です。
心の中で複雑な気持ちが湧いても大丈夫です。

あなたは冷たい人ではありません。
今、とても傷つきやすい場所にいるだけです。

数字と自分の価値を結びつけないでください

妊活中は、数字が増えます。

年齢。
月経周期。
卵胞の大きさ。
子宮内膜の厚さ。
抗ミュラー管ホルモン(AMH)。
卵胞刺激ホルモン(FSH)。
エストラジオール・卵胞ホルモン(E2)。
採卵数。
受精数。
胚盤胞の数。
胚のグレード。
判定日の数値。

数字は、治療方針を考えるために大切な情報です。
でも、数字はあなたの価値を決めるものではありません。

AMHが低いと言われた。
採卵数が少なかった。
胚盤胞にならなかった。
判定結果が陰性だった。

そのたびに、自分自身まで否定されたように感じる方がいます。

でも、検査結果や治療結果は、身体の状態を知るための情報です。
あなたが頑張っていない証拠ではありません。
あなたの価値が低いという意味でもありません。

妊娠には、年齢、卵子や精子の状態、卵管、子宮内膜、ホルモン、治療内容、生活習慣、偶然の要素など、さまざまなことが関わります。

だからこそ、ひとつの数字だけで「私はだめ」と決めつけないでください。

新月の日に、比較の荷物を少し下ろす

2026年6月15日は、新月を迎える日です。

新月は、月が見えにくくなる時期です。
空が静かに暗くなり、そこからまた少しずつ満ちていきます。

東洋医学や季節の養生では、月のリズムを医学的な結果と結びつけすぎるのではなく、自分の状態を見つめ直す目安として取り入れることがあります。

新月だから妊娠しやすい。
新月だから何かが変わる。
そのように断定することはできません。

けれど、新月を「いったん静かに戻る日」として使うことはできます。

誰かと比べること。
未来を急かすこと。
過去の自分を責めること。
数字だけで自分を判断すること。

その荷物を、今日は少しだけ下ろしてみる。

全部手放せなくても大丈夫です。
ほんの少し、力を抜くだけでいいのです。

東洋医学でみる「比較で苦しくなる心」

東洋医学では、比較で苦しくなる心を、気持ちだけの問題として見ません。

気・血・水、肝・心・脾・腎の働き、冷え、巡り、睡眠、胃腸、疲れなど、心と身体のつながりとして考えます。

ここでいう肝・心・脾・腎は、西洋医学の臓器そのものだけを指すのではなく、身体の働きやリズムを表す東洋医学的な考え方です。

肝鬱気滞タイプ

肝は、気の巡りやストレス、自律神経のような働きと関係が深いと考えます。

妊活中に我慢が続くと、気がのびやかに巡りにくくなることがあります。

肝鬱気滞タイプでは、

  • ため息が多い
  • 胸や喉がつまる
  • 肩や首がこる
  • イライラしやすい
  • SNSを見ると苦しくなる
  • 生理前に気分が揺れる
  • 夜に考えごとが止まらない
  • 人の言葉が深く刺さる

といった状態が出やすくなります。

このタイプの方は、感情を抑えることが上手です。

「平気なふり」
「大丈夫なふり」
「気にしていないふり」

それを続けているうちに、心の奥で気が詰まり、ある日ふっと涙が出ることがあります。

必要なのは、さらに頑張ることではなく、気持ちを外へ逃がす時間です。

心脾両虚タイプ

心(しん)は心の安定や眠りに、脾(ひ)は胃腸の働きや気血を作る力に関係します。

考えすぎ、心配しすぎ、眠りの浅さ、食欲の乱れが続くと、心と脾の両方が疲れやすくなると考えます。

心脾両虚タイプでは、

  • 眠りが浅い
  • 夢をよく見る
  • 動悸がしやすい
  • 不安になりやすい
  • 食欲が落ちる
  • 胃が重い
  • 疲れやすい
  • 涙もろい
  • 物事を決めにくい

といった状態が出やすくなります。

妊活中に比較で苦しくなる時、頭では「気にしない方がいい」と分かっていても、心が追いつかないことがあります。

このタイプの方には、情報を増やすより、安心を増やすことが大切です。

温かい食事。
静かな夜。
信頼できる人との短い会話。
自分を責めない言葉。

そうした小さな安心が、心と身体を支えてくれます。

血虚タイプ

血は、東洋医学では身体を養い、心を落ち着かせる働きと関係します。

血虚タイプでは、

  • 顔色が青白い
  • めまいがしやすい
  • 立ちくらみがある
  • 爪が割れやすい
  • 髪がぱさつく
  • 目が疲れやすい
  • 眠りが浅い
  • 不安になりやすい
  • 月経量が少ない

といった状態が出やすくなります。

妊活中に食事制限を頑張りすぎたり、忙しさで食事が乱れたりすると、気血を作る土台が弱りやすくなります。

心が不安定な時は、気合いだけで立て直そうとせず、血を養う食事や休息も大切にしてみてください。

腎虚タイプ

腎は、東洋医学では生殖の土台、生命力、年齢に伴う変化、足腰、睡眠、冷えと関係が深いと考えます。

腎虚タイプでは、

  • 疲れが抜けにくい
  • 足腰が冷える
  • 腰が重い
  • 夜中や明け方に目が覚める
  • 年齢への焦りが強い
  • 検査結果を見るのが怖い
  • 治療を続けることに疲れている
  • 「もう遅いのかな」と不安になる

といった状態が出やすくなります。

このタイプの方は、頑張るほど土台の力を消耗してしまうことがあります。

妊活中は、前に進むことも大切です。
でも、倒れないことも同じくらい大切です。

休むことは、遅れることではありません。
身体の根っこを守るための、大切な養生です。

6月・芒種の時期に感じやすい心の重さ

6月中旬は、二十四節気でいう芒種の時期にあたります。

芒種は、湿気が増え、梅雨の気配が深まるころです。
東洋医学では、この時期の湿気による不調を湿邪として考えます。

湿邪が強い時期は、

  • 身体が重い
  • 頭がぼんやりする
  • 胃腸が重い
  • むくみやすい
  • 眠りが浅い
  • 気分が晴れにくい
  • 雨の日に不調が出やすい

といった状態が出やすくなります。

妊活中の不安に、梅雨の重だるさが重なると、いつもより心が沈みやすく感じることがあります。

「最近、前より落ち込みやすい」
「SNSを見るとすぐ苦しくなる」
「人と会うのがしんどい」
「何もしていないのに疲れている」

そんな時は、自分の心が弱くなったのではなく、季節と治療の負担が重なっているのかもしれません。

この時期は、無理に明るくしようとしなくて大丈夫です。
湿気の多い季節は、心も身体も少し重くなりやすい。
そう知っているだけでも、自分を責める言葉が少し減るかもしれません。

比較で苦しくなった時に控えたいこと

比較で苦しくなっている時は、心が傷つきやすい状態です。

そんな時ほど、さらに自分を追い詰める行動をしてしまうことがあります。

夜の妊活検索

夜は、不安が大きくなりやすい時間です。

「AMH 低い 妊娠」
「胚盤胞 少ない」
「40代 妊活 成功」
「採卵数 少ない」
「体外受精 陰性 原因」

検索すればするほど、安心するどころか、さらに怖くなることがあります。

夜に答えを探し続けると、眠りも浅くなりやすく、翌日の心も疲れやすくなります。

夜の検索は、少しお休みしても大丈夫です。

SNSの見すぎ

妊活中のSNSは、情報源にもなります。
同じ悩みを持つ人の言葉に救われることもあります。

でも、心が弱っている時には、傷つく場所にもなります。

妊娠報告。
陽性判定の写真。
エコー写真。
出産報告。
成功体験。
強い言葉の投稿。

見たあとに苦しくなるなら、少し離れて大丈夫です。

距離を置くことは、冷たいことではありません。
自分を守ることです。

「私だけ」と決めつけること

比較で苦しい時、心は「私だけ」という言葉を作りやすくなります。

私だけ遅れている。
私だけうまくいかない。
私だけ結果が出ない。
私だけ置いていかれている。

でも、実際には、言葉にしていないだけで、妊活の不安を抱えている方は少なくありません。

あなたは、ひとりではありません。
ただ、つらさが見えにくい場所にあるだけです。

比較で苦しくなった時にできる食養生

心が苦しい時、食事を整える気力がなくなることがあります。

そんな日は、完璧な妊活食を目指さなくて大丈夫です。

6月の芒種のころは、湿気で胃腸が重くなりやすい時期です。
冷たいものや甘いもの、脂っこいものが続くと、身体がさらに重く感じる方もいます。

おすすめしやすい食材は、

  • 味噌汁
  • 豆腐
  • 鶏肉
  • 白身魚
  • ごはん
  • かぼちゃ
  • にんじん
  • 小松菜
  • とうもろこし
  • 枝豆
  • そら豆
  • 生姜
  • しそ
  • 黒ごま
  • なつめ

などです。

特に、温かい汁物は、胃腸を助けながら、心にも少し安心感を与えてくれます。

食欲がない時は、無理にたくさん食べなくて大丈夫です。
白湯、味噌汁、スープ、おかゆ、バナナなど、身体に入れやすいものからで構いません。

妊活中は、「食べてはいけないもの」ばかりに目が向きやすくなります。
でも、心が疲れている時は、「自分を責めずに食べられるもの」を選ぶことも大切です。

比較で苦しい時に使いやすいツボ

ツボ押しは、心のつらさを消すものではありません。
けれど、自分の身体に戻るきっかけにはなります。

強く押し込まず、息を吐きながら、やさしく触れてください。

内関

手首の内側、しわから指3本分ほどひじ寄りの中央にあります。

胸のつかえ、不安感、吐き気、緊張がある時に使いやすいツボです。
SNSを見たあとに胸が苦しくなった時、そっと触れてみてください。

神門

手首の小指側、手首のしわの近くにあります。

心がざわざわする時、眠る前に考えごとが止まらない時に使われることがあります。

「落ち着かなきゃ」と頑張るより、呼吸と一緒にやさしく触れてください。

太衝

足の甲、親指と人差し指の骨が交わる手前にあります。

イライラ、ため息、気持ちの詰まり、緊張がある時に使いやすいツボです。
肝鬱気滞タイプの方に選ばれることがあります。

足三里

膝のお皿の外側下から、指4本分ほど下にあります。

胃腸の働き、疲れ、梅雨時期の重だるさが気になる時に使いやすいツボです。

三陰交

内くるぶしの上、指4本分ほど上にあります。

婦人科系のケアでよく使われるツボです。
ただし、妊娠中や妊娠の可能性がある時期は、強く押し込まず、温める程度にしてください。

今日からできる3つのこと

1.SNSを見ない時間を決める

比較で苦しい時は、SNSを完全にやめようとしなくても大丈夫です。

まずは、時間を決めてみてください。

寝る前は見ない。
朝起きてすぐは見ない。
判定日前は見ない。
生理前は少し距離を置く。

これだけでも、心への刺激が減ることがあります。

見ない時間を作ることは、逃げではありません。
自分の心を守る選択です。

2.比べたあとに、自分へかける言葉を決めておく

比較して苦しくなった時、人は自分に厳しい言葉をかけやすくなります。

「私はだめだ」
「遅れている」
「頑張りが足りない」
「またうまくいかない」

その言葉を、少しだけ変えてみましょう。

「今、私は傷ついている」
「比べて苦しくなるほど、頑張ってきた」
「今日は結論を出さなくていい」
「数字は私の価値ではない」
「私は私のペースで進んでいる途中」

最初は信じられなくても大丈夫です。
やさしい言葉は、何度も触れるうちに少しずつ心に届いていきます。

3.新月の日に、ひとつだけ手放す

新月の日に、大きな目標を立てなくても大丈夫です。

今日は、ひとつだけ手放してみましょう。

夜の検索を手放す。
自分を責める言葉をひとつ手放す。
無理な予定をひとつ減らす。
SNSを見る時間を少し減らす。
「ちゃんと前向きでいなきゃ」を手放す。

全部できなくて大丈夫です。

ひとつだけ。
それで十分です。

鍼灸でできるサポート

妊娠や検査結果、治療の進み方には、年齢、卵子や精子の状態、卵管、子宮内膜、ホルモン、治療内容、生活習慣、ストレスなど、さまざまな要素が関わります。

そのため、鍼灸だけで妊娠という結果を簡単にお約束することはできません。
また、当院で不妊症や心の不調の原因を診断したり、病院での検査や治療の代わりを行ったりすることはできません。

けれども、比較で苦しくなっている時に、冷えや巡り、睡眠、自律神経の緊張、胃腸の働き、生活習慣、体質に丁寧に向き合うことは、今のお身体を整えていく大切な一歩になります。

妊活中に比較で苦しくなる方には、

  • 首肩のこわばり
  • 胸のつかえ
  • 呼吸の浅さ
  • 胃腸の重さ
  • 足元の冷え
  • 眠りの浅さ
  • 生理前の不安定さ
  • 梅雨時期の重だるさ
  • 高温期のそわそわ
  • 検査結果を見る怖さ

などが重なっていることがあります。

当院では、東洋医学の視点から気血水、肝・心・脾・腎のバランスを見ながら、その方に合った身体づくりを一緒に考えています。

比較する心を責めるのではなく、なぜそこまで心が疲れているのか。
身体はどこで緊張しているのか。
眠りや胃腸、冷え、巡りにどんな負担が出ているのか。

そこを一緒に見ていくことが、妊活中の身体づくりの一助になると考えています。

当院の考え方

妊活中に比較で苦しくなる時、必要なのは「比べないようにしましょう」という正論だけではありません。

比べてしまうほど、願っている。
苦しくなるほど、頑張っている。
人の報告に涙が出るほど、自分の未来を大切に思っている。

まずは、その気持ちを置ける場所が必要だと思っています。

当院では、妊活中の不安を「考えすぎ」と片づけることはありません。

病院での検査や不妊治療は、とても大切です。
ホルモン検査、卵胞チェック、子宮卵管造影検査(HSG)、精液検査、配偶者間人工授精(AIH)、体外受精(IVF)、顕微授精(ICSI)、胚移植(ET)など、必要な医療はクリニックや病院など、専門の医療機関で確認しながら進めることが大切です。

そのうえで当院では、治療と治療の間にある心の揺れや、日々のしんどさにも目を向けています。

冷え。
睡眠。
胃腸。
巡り。
自律神経の緊張。
生理周期。
季節による不調。
生活習慣。
心のこわばり。

こうしたことを丁寧に確認しながら、今のお身体に合わせた身体づくりを一緒に考えます。

奈良・上牧町、西大和、北葛城郡周辺で妊活に取り組まれている方が、周りと比べて苦しくなった時にも、ひとりで抱え込まなくてよいように。

うまく言葉にできなくても大丈夫です。
「妊娠報告を見るのがつらい」
「人と比べてしまう」
「自分を責めるのをやめられない」

その気持ちから、一緒に整理していきましょう。

新月の空は、いったん静かに暗くなります。
でも、そこからまた少しずつ光を取り戻していきます。

あなたの心も、今日すぐ明るくならなくて大丈夫です。
まずは、比べて疲れた心を、少し休ませるところから始めていきましょう。

この記事を書いた人

ロータスリーフ 蓮心はり灸堂
院長 菅原 裕万
はり師・きゅう師・医薬品登録販売者

奈良・上牧町で、妊活中の方や女性のお身体のお悩みに向き合い、マタニティケア・産後ケアまで、ライフステージに合わせた鍼灸施術を行っています。
病院での検査や治療を尊重しながら、東洋医学の視点も取り入れ、冷え・睡眠・自律神経の緊張・体質・生活習慣などを丁寧に確認し、その方に合った身体づくりを一緒に考えています。

院長プロフィールを見る

妊活中に周りと比べて苦しくなる方、SNSや妊娠報告で心が揺れてしまう方は、当院にご相談ください。
病院での検査や治療を大切にしながら、お身体の状態や生活習慣に合わせて、無理のない形で身体づくりをサポートいたします。

不安な気持ちも、うまく言葉にできなくても大丈夫です。
ひとりで抱え込まず、まずは今のお身体とお気持ちを一緒に整理していきましょう。

参考・出典

国立天文台『令和8年 暦要項・朔弦望』
国立天文台『令和8年 暦要項・二十四節気および雑節』
世界保健機関(WHO)『不妊の定義・世界の不妊有病率』
世界保健機関(WHO)『不妊の予防・診断・治療に関するガイドライン』
こども家庭庁『不妊治療に関する取組』
こども家庭庁『みんなで知ろう、不妊症・不育症のこと 相談窓口』
日本産科婦人科学会『不妊症に関する情報』
日本生殖医学会『生殖医療ガイドライン』
イギリス国立医療技術評価機構(NICE)『不妊の評価と治療に関するガイドライン』
欧州ヒト生殖医学会(ESHRE)『不妊と生殖補助医療における心理社会的ケア指針』

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