7月も終わりに近づくと、身体も心も少し疲れが出やすくなります。
暑さ。
冷房冷え。
寝苦しさ。
食欲低下。
通院疲れ。
治療費の不安。
採卵や胚移植の結果待ち。
月経前の不調。
夏の予定。
仕事や家事の負担。
いろいろなことが重なる時期です。
妊活中の方にとって、月末はふと立ち止まりたくなるタイミングでもあります。
「今のままでいいのかな」
「何か変えた方がいいのかな」
「お金も時間もかかるし、少し減らした方がいいのかな」
「サプリメントを続けるべき?」
「鍼灸やセルフケアは必要?」
「食事も運動も睡眠も、全部頑張るのはしんどい」
「でも削ったら妊活に悪い気がする」
このように感じる方もいると思います。
まず、お伝えしたいことがあります。
妊活の見直しで大切なのは、何でも増やすことではありません。
そして、何でも削ることでもありません。
削ってよいものと、削ってはいけない土台を分けることです。
妊活中は、頑張ることが増えやすいです。
検査。
通院。
薬。
注射。
食事改善。
サプリメント。
温活。
運動。
睡眠。
体質改善。
情報収集。
夫婦の話し合い。
どれも大切に感じるからこそ、全部を抱え込みやすくなります。
でも、全部を完璧に続けようとすると、心と身体が疲れてしまいます。
だからこそ7月の終わりには、妊活を「もっと頑張る方向」ではなく、「大切なものを守る方向」で見直してみましょう。
妊活で削ってはいけないものは、特別なものではありません
妊活で削ってはいけないものと聞くと、特別なサプリメントや高額な治療、珍しいセルフケアを想像する方もいるかもしれません。
でも、妊活の土台になるものは、もっと日常的なものです。
睡眠。
食事。
水分。
休息。
身体を動かす少しの時間。
不安を相談する時間。
医療機関で確認すること。
夫婦で話す時間。
自分を責めない余白。
これらは、地味ですがとても大切です。
妊活中は、結果に直結しそうなものに目が向きやすくなります。
「このサプリを飲めば」
「この温活をすれば」
「この食材を食べれば」
「この方法を試せば」
と、何かを足したくなります。
しかし、身体の土台が疲れている状態で、さらに何かを足すと、負担になることもあります。
7月の終わりは、一度「足す妊活」から「守る妊活」へ目を向けてみましょう。
1.睡眠は削りすぎない
妊活中にまず削ってほしくないものは、睡眠です。
睡眠は、身体の回復、自律神経、ホルモンリズム、胃腸、気分の安定に関わります。
もちろん、睡眠を整えれば必ず妊娠する、というものではありません。
でも、睡眠不足が続くと、妊活の時間そのものがつらくなります。
不安が強くなる。
イライラしやすくなる。
検索が止まらなくなる。
甘いものが欲しくなる。
胃腸が重くなる。
疲れが抜けにくくなる。
通院がしんどくなる。
このような状態になりやすくなります。
7月は、暑さで眠りが浅くなりやすい時期です。
「妊活中だから冷房を我慢しないと」
「身体を冷やしたらいけないから、暑くても耐えよう」
と考える方もいますが、暑さを我慢しすぎるのはおすすめできません。
寝室は涼しく整えましょう。
ただし、冷房の風が直接身体に当たり続けると、足元やお腹が冷える方もいます。
風向き。
湿度。
寝具。
パジャマ。
足元の冷え。
腹部の冷え。
寝る前のスマホ。
このあたりを調整してみてください。
眠れない日があっても、自分を責めないでください。
横になって身体を休めるだけでも意味があります。
2.基本の食事は削りすぎない
妊活中は、食事を頑張りすぎる方もいれば、疲れて食事が乱れてしまう方もいます。
7月末は暑さで食欲が落ちやすく、そうめん、冷たい麺、アイス、菓子パン、甘い飲み物だけで済ませる日が増えやすいです。
一方で、体重や血糖、炎症、卵子の質が気になり、極端な糖質制限や食事制限をする方もいます。
でも、妊活中に基本の食事を削りすぎるのは注意が必要です。
食事は、卵巣や子宮だけでなく、胃腸、血液、筋肉、骨、睡眠、気分、体力を支えています。
特別な食材を毎日食べるより、
ごはん。
味噌汁。
卵。
魚。
鶏肉。
豆腐。
納豆。
野菜。
海藻。
きのこ。
果物を少し。
水分。
このような基本を整える方が、長く続けやすいです。
夏に食欲が落ちる方は、量より形を工夫しましょう。
お粥。
卵スープ。
味噌汁。
茶碗蒸し。
豆腐。
白身魚。
鶏肉のスープ。
小さなおにぎり。
納豆ごはん。
冷たい麺に卵や豆腐を足す。
完璧な食事でなくて大丈夫です。
「何かを抜く」より、「足りない土台を少し足す」ことを意識しましょう。
3.水分とミネラルは削らない
夏の妊活で削ってはいけないものに、水分があります。
暑い時期は、汗で水分が失われやすくなります。
水分不足になると、
だるい。
頭が重い。
便秘になる。
尿が少ない。
めまいがする。
集中できない。
疲れやすい。
月経前の不調が強く感じる。
ということがあります。
ただし、水だけを大量に飲めばよいわけではありません。
汗をたくさんかく方、外仕事がある方、運動をする方、暑い中で移動が多い方は、塩分やミネラルも意識する必要があります。
味噌汁。
スープ。
梅干しを少量。
枝豆。
わかめ。
小松菜。
しじみ。
あさり。
このような食材も使いやすいです。
水分制限や塩分制限がある方は、主治医の指示に従ってください。
むくみがあるからといって、水分を極端に控えるのは注意が必要です。
むくみが強い、片側だけむくむ、息苦しい、急に体重が増える、尿量が少ない場合は、医療機関へ相談してください。
4.休息は削らない
妊活中は、休むことに罪悪感を持つ方がいます。
「休んでいる場合じゃない」
「もっと調べないと」
「もっと食事を整えないと」
「もっと身体を動かさないと」
「治療費がかかるから仕事も頑張らないと」
「休むと妊活が遅れる気がする」
このように感じる方もいます。
でも、休息は妊活の敵ではありません。
むしろ、休息が足りないまま頑張り続けると、心身が消耗します。
通院後に休む。
採卵後に無理をしない。
胚移植後に予定を詰め込みすぎない。
月経前は少し予定を減らす。
仕事から帰ったら10分横になる。
夜に重い話をしない。
SNSから離れる時間を作る。
このような休息は、身体を甘やかすことではありません。
妊活を続けるための余白です。
7月の終わりは、暑さで身体が思った以上に疲れています。
何かを増やす前に、休む時間が足りているかを見直してみましょう。
5.医療機関で確認することは削らない
妊活が長くなると、
「また病院に行くのがしんどい」
「費用が気になる」
「聞いてもどうせ同じかな」
「検査結果を見るのが怖い」
「自己流で少し様子を見ようかな」
と思うことがあります。
その気持ちは自然です。
ただ、妊活で削ってはいけないもののひとつが、必要な医療確認です。
不妊治療では、年齢、月経周期、排卵、卵巣機能、子宮内膜、精子の状態、治療歴などを確認しながら進める必要があります。
不正出血。
強い月経痛。
月経周期の急な変化。
採卵後の強い腹痛やお腹の張り。
胚移植後の強い腹痛や出血。
発熱。
薬の使い方への不安。
精液検査での異常。
妊活が長引いている。
このような場合は、自己判断で済ませず、医療機関へ相談してください。
セルフケアは大切ですが、医療機関で確認することの代わりにはなりません。
6.相談する時間は削らない
妊活中は、不安をひとりで抱え込みやすいです。
「こんなことを聞いていいのかな」
「先生は忙しそう」
「パートナーに言っても分からないかも」
「友人には話しにくい」
「また同じ不安を言っていると思われそう」
そう考えて、相談する時間を削ってしまう方がいます。
でも、不安を言葉にすることは大切です。
主治医に聞く。
看護師に確認する。
夫婦で話す。
信頼できる専門家に相談する。
必要に応じてカウンセリングを使う。
鍼灸施術の中で身体と気持ちを整理する。
相談することは、弱さではありません。
不安を正しく整理するための行動です。
妊活中は、分からないことを検索し続けるより、質問としてまとめて確認する方が安心につながることがあります。
7.夫婦で話す時間は削らない
妊活では、女性側に通院や身体の負担が偏りやすくなります。
そのため、夫婦で話す時間が減ると、孤独感が強くなることがあります。
「私ばかり考えている」
「相手は分かっていない」
「費用のことを話しにくい」
「治療方針に温度差がある」
「男性側の検査をどう伝えればいいか分からない」
このようなすれ違いが起こりやすいです。
夫婦で話す時間は、長くなくて大丈夫です。
週に1回、15分だけ。
通院後に要点だけ共有する。
治療費は紙に書いて見る。
不安なことは責めずに伝える。
次の診察で聞くことを一緒に決める。
このような小さな共有が大切です。
ただし、疲れている夜や寝る前に重い話をすると、感情的になりやすいです。
できれば、休日の昼間や体力が残っている時間に話すことをおすすめします。
8.軽く身体を動かす時間は削りすぎない
暑い季節は、外に出るのがつらくなります。
妊活中は、採卵周期や胚移植後で運動の注意が必要な時期もあります。
そのため、「動かない方が安全」と思う方もいます。
もちろん、医療機関から安静や運動制限の指示がある場合は、その指示を優先してください。
採卵後で卵巣が腫れている場合、胚移植後、出血や腹痛がある場合も、自己判断で運動を増やさないようにしましょう。
ただ、体調が安定している時に、ずっと座りっぱなしになると、身体がこわばりやすくなります。
軽く歩く。
足首を回す。
肩を回す。
背伸びをする。
家の中で少し動く。
冷房の部屋で固まりすぎない。
この程度で十分です。
妊活中の身体づくりは、激しい運動をすることではありません。
「固まりすぎない」ことも大切です。
9.自分を責めない時間は削らない
妊活中に一番削られやすいもの。
それは、自分にやさしくする時間かもしれません。
「もっと早く始めればよかった」
「食事が乱れたからだめかもしれない」
「夜ふかししてしまった」
「サプリを飲み忘れた」
「冷えたかもしれない」
「検索しすぎた」
「また不安になってしまった」
「パートナーに優しくできなかった」
このように、自分を責める材料はたくさんあります。
でも、妊活は、努力だけで結果を完全に決められるものではありません。
年齢。
卵子。
精子。
胚の状態。
子宮内膜。
ホルモン。
治療方針。
体調。
タイミング。
さまざまな要素が関わります。
だからこそ、結果が出ない時に、自分だけを責めないでください。
7月の終わりには、1日1回だけでも、
「今日もよく頑張った」
「できなかったことより、続けていることを見よう」
「不安になっても、自分が悪いわけではない」
「少し休んでもいい」
と、自分に言葉をかけてあげてください。
これは甘えではありません。
心を守るためのセルフケアです。
逆に、削ってもよいもの
妊活で削ってはいけないものがある一方で、削ってよいものもあります。
1.夜の検索時間
妊活中の検索は、安心のために始めても、不安を増やすことがあります。
特に夜の検索は、心に残りやすいです。
「移植後 症状」
「高温期 症状なし」
「採卵数 少ない」
「胚盤胞 グレード」
「AMH 低い 妊娠」
「PMS 妊娠初期 違い」
調べるほど、さらに不安になることがあります。
検索を完全にやめる必要はありません。
ただし、夜だけ少し削ってみましょう。
検索は21時まで。
寝る前30分はスマホを置く。
不安なことはメモにする。
主治医に聞く質問に変える。
これだけでも、心が守られます。
2.多すぎるサプリメント
妊活中は、サプリメントを増やしたくなる時があります。
葉酸。
ビタミンD。
鉄。
亜鉛。
ラクトフェリン。
乳酸菌。
コエンザイムQ10。
ミトコンドリア系。
抗酸化成分。
漢方薬。
気になるものが増えるほど、全部必要に見えてきます。
でも、サプリメントは増やせば増やすほどよいわけではありません。
必要なものを、必要な量で、体質や治療内容に合わせて選ぶことが大切です。
特に、妊娠の可能性がある時期、胚移植後、持病がある方、薬を飲んでいる方、複数のサプリメントを併用している方は、自己判断で増やしすぎないようにしましょう。
サプリメントを整理することは、妊活を手抜きすることではありません。
必要なものを見極めることです。
3.完璧な温活
妊活中は「冷え」が気になりやすいです。
でも、夏に温活を頑張りすぎると、のぼせ、不眠、寝汗、だるさにつながることがあります。
長時間の半身浴。
サウナ。
熱いお灸。
カイロの貼りっぱなし。
厚着のしすぎ。
暑いのに冷房を我慢する。
これらは、体質によっては負担になります。
冷え対策は大切ですが、温めすぎにも注意しましょう。
夏の温活は、「熱くする」より「冷えすぎない」が目安です。
4.比較する時間
SNSや体験談で、他の人と比べる時間は、少し削ってよいです。
採卵数。
胚盤胞数。
グレード。
年齢。
AMH。
治療費。
陽性判定。
妊娠報告。
比べたくなるのは自然です。
でも、人によって背景は違います。
治療歴、年齢、精子の状態、子宮内膜、医療機関の方針、使っている薬、胚の評価基準は同じではありません。
他の人の結果は、あなたの未来を決めるものではありません。
東洋医学では、7月末の妊活疲れをどう見るのでしょうか
東洋医学では、7月末の妊活疲れを、気・血・水、肝・脾・腎、陰陽のバランスから見ていきます。
ここでいう気・血・水、肝・脾・腎、陰陽は、西洋医学の臓器そのものだけを指すのではなく、身体の働きやリズムを表す東洋医学的な考え方です。
気虚(ききょ) 〜暑さと通院でエネルギーが消耗している状態〜
気は、身体を動かすエネルギーのようなものです。
7月末は、暑さ、汗、通院、仕事、睡眠不足で気が消耗しやすい時期です。
気虚タイプでは、
- 朝からだるい
- 疲れが抜けにくい
- 汗をかくとぐったりする
- 通院後に疲れる
- 食欲が落ちる
- 気力が出ない
- 休んでも回復しにくい
- 話すのも面倒に感じる
といった状態が出やすくなります。
このタイプの方は、さらに頑張るより、睡眠と食事と休息を削らないことが大切です。
脾虚(ひきょ) 〜胃腸が弱り、気血を作りにくい状態〜
脾は、胃腸の働き、食べたものから気血を作る力、水分代謝と関係します。
夏は、冷たい飲食や食欲低下で脾が弱りやすいです。
脾虚タイプでは、
- 胃が重い
- 食後に眠くなる
- 軟便になりやすい
- むくみやすい
- 甘いものが欲しくなる
- 朝から身体が重い
- 冷たい飲み物でお腹がゆるくなる
- 食事を作る気力がない
といった状態が出やすくなります。
このタイプの方は、栄養を増やす前に、胃腸が受け取りやすい形にすることが大切です。
味噌汁、卵、豆腐、魚、鶏肉のスープ、やわらかく煮た野菜を意識しましょう。
肝鬱気滞(かんうつきたい) 〜不安や焦りで気が滞る状態〜
肝は、気の巡りやストレス、自律神経のような働きと関係します。
7月末に妊活を振り返ると、不安や焦りが出やすくなります。
肝鬱気滞タイプでは、
- イライラしやすい
- ため息が増える
- 胸や喉がつまる
- 肩や首がこる
- 寝る前に検索が止まらない
- パートナーに強く当たってしまう
- 治療費や結果への不安が強い
- 月経前に感情が揺れやすい
といった状態が出やすくなります。
このタイプの方は、検索や比較を削り、気を巡らせる時間を守ることが大切です。
深く吐く呼吸、軽い散歩、肩回し、不安をメモにすることが役立ちます。
血虚(けっきょ) 〜身体と心を養う力が不足しやすい状態〜
血は、身体を養い、心を落ち着かせる働きと関係します。
血虚タイプでは、
- めまいがしやすい
- 立ちくらみがある
- 顔色が青白い
- 爪が割れやすい
- 髪がぱさつく
- 眠りが浅い
- 夢をよく見る
- 不安になりやすい
- 月経後に疲れやすい
といった状態が出やすくなります。
妊活中は、採卵後、月経後、食事量の低下、睡眠不足が重なると、血虚のような状態が出やすい方もいます。
このタイプの方は、食事と睡眠を削らないことが大切です。
腎虚(じんきょ) 〜妊活の長期化で心身が消耗している状態〜
腎は、東洋医学では生殖の土台、年齢に伴う変化、足腰、冷え、睡眠と関係が深いと考えます。
妊活が長引いている方、年齢やAMHが気になる方は、腎虚の視点で見ることがあります。
腎虚タイプでは、
- 年齢への焦りがある
- AMHの数値が気になる
- 採卵数が不安
- 足腰が冷える
- 明け方に目が覚める
- 疲れが抜けにくい
- 休むことに罪悪感がある
- 治療を続ける気力が落ちている
といった状態が出やすくなります。
このタイプの方は、「もっと頑張る」より「回復する」時間を守ることが大切です。
陰虚(いんきょ) 〜暑さと夜更かしで潤いが不足しやすい状態〜
陰は、身体を潤し、熱を鎮め、落ち着かせる働きと関係します。
夏の暑さ、寝不足、夜更かし、不安が続くと、陰が消耗しやすくなります。
陰虚タイプでは、
- 手足がほてる
- 顔がのぼせる
- 寝汗をかく
- 口が渇く
- 眠りが浅い
- 夜に頭が冴える
- イライラと不安が混ざる
- 温活をすると寝苦しい
といった状態が出やすくなります。
このタイプの方は、温活を削る勇気も必要です。
冷え対策は大切ですが、温めすぎると不調が強くなることがあります。
水滞・湿(すいたい・しつ) 〜湿気と冷房で重だるくなる状態〜
水滞や湿は、身体の水分がうまく巡らず、重だるさやむくみとして出る状態です。
7月末は、湿気、冷房、冷たい飲食、座りっぱなしで水の巡りが滞りやすい時期です。
水滞・湿タイプでは、
- 身体が重い
- 足がむくむ
- 頭がぼんやりする
- 胃が重い
- お腹がちゃぽちゃぽする
- 冷房で足元が冷える
- 雨の日や湿気でだるい
- 水分をとっているのにすっきりしない
といった状態が出やすくなります。
このタイプの方は、水分を控えすぎるのではなく、巡らせることが大切です。
足首回し、軽い散歩、味噌汁やスープ、冷たい飲み物の一気飲みを避けることを意識しましょう。
7月の終わりにおすすめの食養生
7月末は、胃腸を守りながら、体力を落とさない食事を意識しましょう。
おすすめしやすい食材は、
- ごはん
- 味噌汁
- 卵
- 豆腐
- 納豆
- 魚
- 鶏肉
- 豚肉を少量
- しじみ
- あさり
- 小松菜
- にんじん
- かぼちゃ
- 山芋
- オクラ
- モロヘイヤ
- きのこ
- わかめ
- ひじき
- 黒ごま
- 枝豆
- なつめ
- しそ
- みょうが
- 生姜を少し
などです。
食欲がない方
食欲がない方は、量を無理に増やさなくて大丈夫です。
お粥。
味噌汁。
卵スープ。
豆腐。
茶碗蒸し。
白身魚。
鶏肉のスープ。
胃腸にやさしいものを少しずつ入れましょう。
冷たい麺が多い方
そうめんや冷たい麺が多い方は、たんぱく質を足しましょう。
卵。
納豆。
豆腐。
しらす。
鶏ささみ。
豚しゃぶ。
枝豆。
ツナ。
これだけでも、妊活中の食事として整えやすくなります。
甘いものが増えている方
甘いものを完全に禁止する必要はありません。
ただ、疲れを甘いものでごまかす日が続いている場合は、まず食事の土台を整えましょう。
ごはん、味噌汁、卵、魚、豆腐などを入れると、甘いものへの偏りが少し落ち着くことがあります。
7月の終わりにおすすめのツボ
ツボ押しは、不妊症、ホルモン値、妊娠、排卵、着床、卵子の質を改善するとお約束するものではありません。
また、婦人科疾患や睡眠障害、精神的な病気を診断したり治療したりするものでもありません。
けれど、7月末の疲れ、冷え、胃腸の重さ、不安、眠りの浅さ、むくみに気づくセルフケアとして取り入れることはできます。
強く押し込まず、息を吐きながら、気持ちよい程度に触れてください。
足三里(あしさんり) 〜胃腸・疲れ・体力の土台〜
膝のお皿の外側下から、指4本分ほど下にあります。
胃腸の働きや疲れを意識する時に使いやすいツボです。
夏バテ、食欲低下、通院疲れがある方におすすめです。
内関(ないかん) 〜胸のざわざわ・胃のむかつき・緊張〜
手首の内側、しわから指3本分ほどひじ寄りの中央にあります。
胸のつかえ、不安、胃のむかつき、呼吸の浅さがある時に使いやすいツボです。
治療費や結果への不安が強い時にもおすすめです。
神門(しんもん) 〜不安・眠りの浅さ・考えすぎ〜
手首の小指側、手首のしわの近くにあります。
寝る前に妊活のことを考えすぎる時、不安で眠れない時に使いやすいツボです。
スマホを置いて、神門に触れながら深く息を吐いてみましょう。
太衝(たいしょう) 〜イライラ・焦り・気の巡り〜
足の甲にあり、足の親指と人差し指の骨が交わるあたりにあります。
焦り、イライラ、検索しすぎ、肩や首のこりがある時に使われることがあります。
強く押しすぎず、足の甲をさするように触れてみましょう。
陰陵泉(いんりょうせん) 〜むくみ・湿気・身体の重だるさ〜
膝の内側、すねの骨の内側を上にたどったところにあります。
湿気や水分代謝による重だるさ、むくみを意識する時に使われることがあります。
7月末のむくみや身体の重さがある方におすすめです。
三陰交(さんいんこう) 〜冷え・婦人科系の身体づくり〜
内くるぶしの上、指4本分ほど上にあります。
婦人科系のケアでよく使われるツボです。
冷え、月経周期、むくみを意識した身体づくりで選ばれることがあります。
ただし、妊娠中や妊娠の可能性がある時期、胚移植後は強く押し込まず、温める程度にしてください。
今日からできる3つの見直し
1.削るものを1つ決める
まずは、削ってよいものを1つ決めましょう。
夜の検索を10分減らす。
SNSを見る時間を少し減らす。
必要性が曖昧なサプリメントを見直す。
寝る前の重い話し合いをやめる。
完璧な食事を目指しすぎない。
温活を頑張りすぎない。
削ることは、妊活を諦めることではありません。
心と身体を守るための整理です。
2.守るものを1つ決める
次に、削ってはいけないものを1つ守りましょう。
睡眠。
朝食。
味噌汁。
水分。
休息。
通院後の休み時間。
主治医に聞く質問メモ。
パートナーと話す15分。
自分を責めない時間。
全部を守ろうとしなくて大丈夫です。
まず1つで十分です。
3.8月に持ち越したくない不安をメモにする
7月の終わりに、8月へ持ち越したくない不安を書き出してみましょう。
治療方針。
費用。
検査結果。
サプリメント。
食事。
睡眠。
夫婦の話し合い。
身体の不調。
PMS。
冷え。
移植前後の過ごし方。
書き出したら、すぐに解決しなくて大丈夫です。
主治医に聞くこと。
パートナーと話すこと。
施術で相談すること。
自分で見直すこと。
この4つに分けるだけでも、不安は少し整理されます。
鍼灸でできるサポート
7月の終わりの妊活疲れには、暑さ、冷房冷え、睡眠不足、食欲低下、水分バランス、通院疲れ、治療費の不安、夫婦のすれ違い、妊活中の検索不安、自律神経の緊張など、さまざまな要素が関わります。
そのため、鍼灸だけで不妊症、ホルモン値、排卵、妊娠、着床、卵子の質、精子の状態を改善するとお約束することはできません。
また、当院で婦人科疾患や不妊症を診断したり、病院での検査や治療の代わりを行ったりすることもできません。
月経不順、不正出血、強い月経痛、採卵後の強い腹痛やお腹の張り、胚移植後の強い腹痛や出血、発熱、薬の使い方への不安、強い不眠や不安がある場合は、クリニックや病院など、専門の医療機関へ相談してください。
そのうえで、妊活中の身体づくりとして、
- 7月の疲れを整えたい
- 妊活で何を続けるべきか整理したい
- 食事や睡眠を見直したい
- 冷房冷えや夏バテを整えたい
- 胃腸の弱りを整えたい
- 治療と生活のバランスを相談したい
- 採卵や移植に向けて身体を整えたい
- 妊活中の不安をひとりで抱えている
という方に対して、鍼灸でサポートできることがあります。
当院では、病院での検査や治療方針を大切にしながら、東洋医学の視点で気血水、肝・脾・腎、心、陰陽、瘀血、湿、冷えの状態を見ていきます。
妊活の見直しを、
「もっと頑張るため」
「できていない自分を責めるため」
にするのではなく、
「何を守ると身体が楽になるか」
「何を削ると心が軽くなるか」
「医療機関に確認すべきことは何か」
「自分の体質に合っていない頑張りはないか」
という視点で一緒に整理していきます。
当院の考え方
7月の終わりは、少し立ち止まってよい時期です。
頑張れたこと。
疲れたこと。
続けられたこと。
しんどかったこと。
削りたいこと。
守りたいこと。
いろいろあると思います。
妊活中は、どうしても「足りないもの」に目が向きます。
もっと食事を整えないと。
もっと早く寝ないと。
もっと身体を温めないと。
もっと調べないと。
もっと治療を進めないと。
もっと前向きでいないと。
でも、今のあなたに必要なのは、何かを足すことではなく、削ってはいけない土台を守ることかもしれません。
睡眠。
基本の食事。
水分。
休息。
相談する時間。
夫婦で話す時間。
自分を責めない余白。
これらは、派手ではありません。
でも、妊活を続ける身体と心を支える大切なものです。
奈良・上牧町、西大和、北葛城郡周辺で、妊活の見直し、夏の妊活疲れ、食事や睡眠の乱れ、冷房冷え、胃腸の弱り、採卵や移植に向けた体質改善に悩んでいる方へ。
「妊活で何を続ければいいか分からない」
「サプリメントやセルフケアを整理したい」
「夏の疲れが抜けない」
「冷えや胃腸の不調が気になる」
「病院の治療と並行して体質を整えたい」
そんな時は、うまく言葉にできなくても大丈夫です。
病院での検査や治療方針を大切にしながら、今のお身体とお気持ちを一緒に整理していきましょう。
強い不眠、強い不安や落ち込み、日常生活に支障が出るほどのPMS、月経不順、不正出血、強い月経痛、採卵後や胚移植後の強い体調不良がある場合は、クリニックや病院など、専門の医療機関へ早めに相談してください。
この記事を書いた人
ロータスリーフ 蓮心はり灸堂
院長 菅原 裕万
はり師・きゅう師・医薬品登録販売者
奈良・上牧町で、妊活中の方や女性のお身体のお悩みに向き合い、マタニティケア・産後ケアまで、ライフステージに合わせた鍼灸施術を行っています。
病院での検査や治療を尊重しながら、東洋医学の視点も取り入れ、冷え・睡眠・自律神経の緊張・体質・生活習慣などを丁寧に確認し、その方に合った身体づくりを一緒に考えています。
当院は女性のための鍼灸院です。男性の施術は、既存患者様からのご紹介、またはご夫婦でのご来院に限り、他の方と重ならない時間帯で対応しております。
「サプリを飲み忘れ、アイスを食べてしまった自分を激しく責めてしまう」
「暑くてヘトヘトなのに、休むと妊活が遅れる気がして立ち止まれない」
奈良・上牧町の蓮心はり灸堂は、そんなふうに「足す妊活」を頑張りすぎて、心も身体もいっぱいいっぱいになってしまった女性のための鍼灸院です。
妊活中は、SNSやネットの情報を見るたびに「まだ足りない」「もっとやらなきゃ」と不安になりやすいものです。
そこに7月末の厳しい暑さや冷房冷え、通院のストレスが重なれば、エネルギーが底を突いてしまうのは当然のことです。
当院の東洋医学のケアは、ただ身体を温めたり鍼をするだけではありません。
病院での治療方針を第一に守りながら、「今のあなたの身体に本当に必要なものは何か」「手放してもいい過剰な頑張りは何か」を一緒に見極め、心身の余白を取り戻すお手伝いをします。
何から手放せばいいか分からなくても、うまく言葉にできなくても大丈夫です。
まずは涼しい部屋でふーっと息を吐き出しに、お身体を休めにいらっしゃいませんか。
8月に向けて無理なく歩めるよう、一緒に土台を整えていきましょう。
参考・出典
厚生労働省『健康づくりのための睡眠ガイド2023』
厚生労働省『食事バランスガイド』
厚生労働省『葉酸とサプリメント 神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果』
厚生労働省『熱中症関連情報』
厚生労働省『健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023』
こども家庭庁『不妊治療に関する取組』
日本生殖医学会『生殖医療ガイドライン』
日本産科婦人科学会『不妊症に関する情報』
日本産科婦人科学会『月経前症候群に関する情報』
世界保健機関(WHO)『不妊に関するファクトシート』

