【新月】新月に見直したい生活リズム

東洋医学の視点から体質改善を伝える奈良・上牧町の鍼灸院ブログ画像

2026年10月11日は新月です。

月が見えなくなる新月の日を、

「何かを始める日」

「生活をリセットする日」

として意識している方もいるかもしれません。

ただ、新月になることで身体が特別にリセットされたり、妊娠しやすくなったりすることが医学的に確認されているわけではありません。

だから当院では、

新月だから何かをしなければならない

とは考えていません。

その代わり、

月に一度やってくる分かりやすい区切りを、

「最近の生活をちょっと振り返る日」

として使ってみるのはよいと思います。

全部を変える必要はありません。

今日は、最近少し崩れているところを一つだけ探してみましょう。

目次

生活リズムは「早寝早起き」だけではありません

生活リズムというと、

早く寝る。
早く起きる。

という話になりがちです。

もちろん睡眠時間は大切です。

でも、身体の一日のリズムには、

  • 朝起きる時間
  • 朝の光
  • 食事をする時間
  • 日中の活動
  • 入浴
  • 夜の照明
  • スマートフォンを見る時間
  • 眠る時間

など、いくつもの要素が関係しています。

だから、

「23時までに寝られなかった」

だけで、

「生活リズムが乱れている」

と考えなくても大丈夫です。

大切なのは、

毎日の時間が大きくバラバラになりすぎていないか

ということです。

まず「起きる時間」を見直してみる

生活リズムを整えたいとき、

「今夜から早く寝よう」

と考える方が多いと思います。

でも、眠気は思いどおりに作れるとは限りません。

そこで、最初に見直してほしいのが、

朝起きる時間です。

平日は7時。

休日は11時。

というように起床時間が大きく変わると、身体のリズムもずれやすくなります。

休日だから少し寝坊すること自体は問題ありません。

ただ、

「休日になると昼近くまで眠ってしまう」

という状態が続いているなら、

まず休日の起床時間を少しだけ平日に近づけてみてもよいでしょう。

完璧に同じ時間にする必要はありません。

起きたら、まず朝の光を入れる

朝起きても部屋が暗いまま。

その状態でスマートフォンを見始める。

そんな朝になっていませんか。

起きたら、

  • カーテンを開ける。
  • 窓辺へ行く。
  • 可能なら少し外へ出る。

など、朝の光を取り入れてみましょう。

朝の光は、身体の一日のリズムを整える重要な手がかりになります。

曇っている日でも構いません。

特別な朝活をする必要はなく、

カーテンを開けるところからで十分です。

朝食は「完璧に食べる」より一定のリズムを意識

朝は食欲がない。

そんな方もいますよね。

だから、

「朝食は絶対にしっかり食べる」

と決める必要はありません。

ただ、食事も身体にとって一日の時間を知らせる要素の一つです。

食べられる方なら、

ごはん。
味噌汁。
卵。
ヨーグルト。
果物。

など、無理のないものを取り入れてみましょう。

朝食が苦手なら、

温かい飲み物。
少量のスープ。
小さなおにぎり。

などでも構いません。

大切なのは、

健康的な朝食を完成させることではなく、自分の身体に合う朝のリズムをつくること

です。

昼間に少し身体を動かす

夜に眠れないからと、

寝る直前に運動を頑張る方もいます。

でも、生活リズムを考えるなら、

日中の活動も大切です。

特別な運動でなくても、

少し歩く。
階段を使う。
買い物へ行く。
家事をする。

でも構いません。

ずっと座ったまま一日を過ごしている方は、

昼間に少し身体を動かす時間を増やしてみましょう。

身体に、

「今は活動する時間」

を感じてもらうことも、夜の休息につながります。

夕食が遅い人は「量」を少し調整する

仕事や通院で、

どうしても夕食が遅くなる日があります。

そんな日に、

「21時以降は食べてはいけない」

と無理をする必要はありません。

ただ、眠る直前にたくさん食べると、

胃が重い、胸やけがする、お腹が苦しい。

といった状態になり、眠りに影響することがあります。

遅い時間になる日は、

いつもより少し量を減らす。
脂っこいものを控える。
温かい汁物を取り入れる。

など、

時間を変えられないなら内容を調整する

という方法もあります。

夜のスマートフォンは「時間を決めて終わる」

生活リズムを乱しやすいものの一つが、

夜のスマートフォンです。

SNS。
動画。
ニュース。
そして妊活の検索。

気づけば、

「あと一つだけ」

を何度も繰り返していることがあります。

特に妊活中は、

検索している内容そのものが不安や緊張につながることもあります。

そこで、

「スマートフォン禁止」

ではなく、

終わる時間を決める

方法を試してみてください。

たとえば、

22時になったら充電場所へ置く。

布団の中には持ち込まない。

寝る30分前には検索を終える。

などです。

毎日できなくても構いません。

まず週に数日からでも十分です。

妊活中ほど「生活を完璧に整える」に注意

妊活をしていると、

睡眠、食事、運動、入浴、温活、サプリメント、、、

と、生活のすべてが妊娠につながっているように感じることがあります。

その結果、

「今日は寝るのが遅くなった」

「朝食を食べなかった」

「運動できなかった」

と、一日一日を採点してしまうことがあります。

でも、

一日夜更かししたから妊娠できない、というものではありません。

生活リズムは、一日単位の100点を目指すものではなく、

数週間、数か月の中で大きく崩れすぎないよう整えていくもの。

そのくらいに考えてください。

東洋医学では「いつ休み、いつ動くか」も大切にします

東洋医学には、

自然の変化に合わせて生活するという考え方があります。

朝は活動を始める。

昼は身体を動かす。

夜は少しずつ休息へ向かう。

こうした一日の流れを大切にします。

ただし、

「21時には必ず眠る」

といった厳しいルールではありません。

仕事、家事、育児、通院

人それぞれ生活があります。

東洋医学でいう養生は、

生活を型にはめるためのものではなく、

今の生活の中で身体への負担を少し減らす方法を探すこと

だと考えています。

新月の日に見直したい5つのチェック

今日は全部改善しようとせず、

まず現在地を確認してみましょう。

1.朝、だいたい同じ時間に起きていますか?

毎日完全に同じでなくて大丈夫です。

大きくずれていないかを確認します。

2.朝の光を浴びていますか?

起きたらカーテンを開けるだけでも構いません。

3.食事の時間が大きく乱れていませんか?

忙しい日は仕方ありません。

毎日深夜の夕食になっていないかを確認します。

4.夜まで頭が働き続けていませんか?

仕事。

検索。

SNS。

少し終わる時間を作ってみます。

5.身体を休ませる時間がありますか?

休みの日まで予定でいっぱいになっていないでしょうか。

5つの中から、

「ここだけ少し変えられそう」

というものを一つ選べば十分です。

今日変えるなら「一つだけ」

生活リズムの記事を読むと、

明日から全部やらなければ。

と思うかもしれません。

でも、いきなり、

6時起床。

毎日朝食。

30分の運動。

22時スマートフォン終了。

23時就寝。

と決めても、続かなければ苦しくなります。

たとえば今日は、

カーテンを開ける。

これだけ。

それができたら、

来週は夜のスマートフォンを少し早く終わる。

くらいで構いません。

身体づくりは、

「正しい生活を始めること」

ではなく、

今の生活から一つずつ無理を減らしていくこと

でもあります。

当院では生活リズムも身体の一部として確認します

ロータスリーフ 蓮心はり灸堂では、

冷え、生理、肩こり

といった症状だけで身体を見ているわけではありません。

何時ごろ眠っているのか。

朝は起きられるのか。

食欲はあるのか。

胃腸の調子はどうか。

仕事で疲れていないか。

妊活の治療予定はどうなっているのか。

そうした日々の生活も含めて身体を整理します。

生活習慣や冷え、睡眠、胃腸などを身体全体から見直したい方へ、当院の体質改善について詳しくご案内しています。

今夜は1週間を「直す」のではなく「眺める」

生活が少し乱れていると、

「立て直さなきゃ」

と思います。

でも、今夜すべてを修正する必要はありません。

今日はまず、

何時に起きた?

何時ごろ寝ている?

食事はどの時間?

最近一番疲れるのはいつ?

と、一週間を眺めてみてください。

今夜21:00の記事
「新月の夜に1週間の立て直しノート」
では、実際にノートを使って一週間を整理する方法をご紹介します。

無理な目標を立てず、

「来週はここだけ少し楽にする」

を一つ見つけていきましょう。

最近の生活リズムと身体を一緒に見直したい方へ

眠りが浅い。

朝起きられない。

胃腸が安定しない。

冷えや疲れが続いている。

それぞれを別々に考えていたけれど、

「生活全体から一度見てほしい」

と感じることもあると思います。

当院では、現在の治療状況や生理周期も確認しながら、日々の生活と身体の状態を一緒に整理しています。

今の生活の中で、無理なく続けられる身体づくりを考えたい方はご相談ください。


この記事を書いた人

菅原 裕万
ロータスリーフ 蓮心はり灸堂 院長
はり師・きゅう師・医薬品登録販売者

妊活・婦人科・マタニティなど、女性のライフステージに伴う身体の変化を中心に、睡眠・胃腸・生活リズムなども確認しながら身体づくりをサポートしています。


参考・出典

国立天文台「令和8年(2026)暦要項」

国立天文台「2026年10月の星空」

厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」

厚生労働省 e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」

厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」

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