妊活中に気をつけたい水分のとり方

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夏になると、水分補給が大切だとよく言われます。

でも妊活中の方からは、

「水はたくさん飲んだ方がいいですか?」
「冷たい飲み物は妊活に良くないですか?」
「むくみやすいので、水分を控えた方がいいですか?」
「白湯の方がいいですか?」
「経口補水液やスポーツドリンクは必要ですか?」

というご相談をいただくことがあります。

まず最初にお伝えしたいことがあります。

妊活中の水分補給は、“たくさん飲めば良い”ではなく、“身体に合う形でこまめにとる”ことが大切です。

夏は、汗をかきやすく、熱中症予防のためにも水分補給が必要です。

一方で、冷たい飲み物を一気に飲むと、胃腸が重くなったり、お腹が冷えたり、むくみを感じたりする方もいます。

また、水分を控えすぎると、脱水や便秘、頭痛、だるさにつながることもあります。

妊活中は、身体の小さな変化にも敏感になりやすい時期です。

だからこそ、水分の「量」だけでなく、「温度」「タイミング」「飲み方」「身体の反応」を見ながら整えていきましょう。

目次

夏の妊活で水分補給が大切な理由

夏は、気温と湿度が高くなり、身体は汗をかいて体温を調整します。

汗をかくと、水分だけでなく、塩分などのミネラルも失われます。

水分が不足すると、

  • のどが渇く
  • 頭が重い
  • だるい
  • めまいがする
  • 尿の色が濃くなる
  • 便秘になりやすい
  • 皮膚や口が乾く
  • 集中しにくい
  • 熱中症のリスクが高まる

といった状態が出ることがあります。

妊活中の方にとっても、夏の体調管理は大切です。

水分不足や暑さによる疲れが続くと、睡眠、胃腸、自律神経、気分、月経前の不調などに影響を感じやすくなる方もいます。

ただし、水分不足だけで妊活の結果が決まるわけではありません。

妊娠や不妊治療の結果には、年齢、卵子、精子、排卵、子宮内膜、胚の状態、ホルモン、治療内容、生活習慣、体質など、さまざまな要素が関わります。

水分補給は、妊娠を約束するものではありません。

けれど、夏の身体を守り、胃腸や巡り、自律神経の土台を整えるうえで、とても大切なセルフケアです。

水分は、のどが渇く前にこまめに

夏の水分補給で大切なのは、のどが渇いてから一気に飲むのではなく、こまめにとることです。

のどの渇きを感じた時には、すでに身体が水分を求めている状態になっていることがあります。

特に、

  • 暑い日に外出する
  • 汗をよくかく
  • 通院で移動が多い
  • 採卵周期や移植周期で緊張している
  • 仕事中に水分をとるのを忘れやすい
  • 冷房の部屋で乾燥しやすい
  • 朝から尿の色が濃い
  • 便秘気味

このような方は、こまめな水分補給を意識してみましょう。

おすすめは、一度にたくさん飲むより、少量を分けて飲むことです。

朝起きた時。
朝食の時。
外出前。
通院前後。
昼食の時。
入浴前後。
寝る前に少し。

このように、生活の区切りで水分をとると忘れにくくなります。

水分を控えすぎると、むくみが悪化することもあります

「むくみやすいから、水分を控えています」

そうお話しされる方がいます。

たしかに、水分をとりすぎた後にむくみを感じる方もいます。

でも、むくむからといって、水分を極端に控えるのはおすすめできません。

水分が不足すると、身体は水分をためこもうとすることがあります。

また、便秘、血流の悪さ、暑さによる疲れ、塩分のとりすぎ、冷房による冷え、運動不足などもむくみに関係します。

むくみは、水分だけの問題ではありません。

妊活中の夏に大切なのは、

水分を控えすぎない。
冷たい飲み物を一気に飲みすぎない。
塩分や甘いものをとりすぎない。
足元を冷やしすぎない。
ふくらはぎを軽く動かす。
胃腸を冷やしすぎない。

このバランスです。

むくみが強い、片側だけむくむ、痛みや息苦しさがある、急な体重増加がある場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。

冷たい飲み物は、絶対にだめなのでしょうか

妊活中の方は、冷たい飲み物をとても気にされます。

「氷入りの飲み物を飲んでしまった」
「冷たいお茶は良くないですか」
「冷たい水で子宮が冷えますか」

このような不安を持つ方もいます。

冷たい飲み物を1回飲んだからといって、すぐに妊活に悪い影響が出るわけではありません。

夏の暑い時期には、冷たい飲み物がほしくなるのも自然です。

ただし、冷たい飲み物を一気にたくさん飲むと、胃腸が冷えて重くなる方がいます。

特に、

  • 下痢しやすい
  • 胃が重い
  • 食欲が落ちている
  • お腹が冷えやすい
  • 足元が冷える
  • むくみやすい
  • 冷房の中にいる時間が長い

このような方は、飲み物の温度を少し意識してみましょう。

すべてを白湯にする必要はありません。

冷たい飲み物を1杯減らす。
氷なしにする。
常温の水を選ぶ。
温かいお茶を一杯はさむ。
冷たい麺の日は温かい味噌汁を足す。

このくらいで十分です。

妊活中の冷え対策は、我慢ではなく調整です。

水だけを大量に飲めば良いわけではありません

水分補給というと、「水をたくさん飲まなきゃ」と思う方もいます。

もちろん、水は基本の飲み物です。

ただし、水だけを短時間に大量に飲むことはおすすめできません。

汗をたくさんかいた時は、水分だけでなく塩分も失われます。

その状態で水だけを大量に飲むと、体内のナトリウムバランスが乱れることがあります。

特に、長時間の運動、屋外作業、大量の発汗、体調不良による下痢や嘔吐がある時は、水分と塩分の両方を意識することが大切です。

一方で、普段の室内生活や軽い外出程度で、毎回スポーツドリンクや経口補水液が必要なわけではありません。

甘い飲み物を水分補給の中心にすると、糖分が多くなりすぎることもあります。

基本は、水、麦茶、ほうじ茶、温かいお茶、味噌汁など。

汗をたくさんかいた時や、熱中症が心配な状況では、必要に応じて塩分や経口補水液を使う。

このように考えると分かりやすいです。

持病がある方、腎臓・心臓・高血圧などで水分や塩分の制限を受けている方、妊娠中の方は、主治医の指示に従ってください。

妊活中におすすめしやすい飲み物

妊活中の夏におすすめしやすい飲み物は、シンプルなものです。

一番基本になる飲み物です。

常温でも冷たくても、身体に合う温度で大丈夫です。

胃腸が弱い方や冷えやすい方は、常温の水を選ぶと負担が少ないことがあります。

麦茶

夏に取り入れやすい飲み物です。

ノンカフェインで、食事とも合わせやすいです。

冷やしすぎると胃腸が重くなる方は、常温や少し温かい状態で飲んでも大丈夫です。

白湯

冷えやすい方、朝に胃腸が動きにくい方に使いやすい飲み物です。

ただし、暑い日に無理をして熱い白湯をたくさん飲む必要はありません。

朝や寝る前に少し、身体が心地よい範囲で取り入れましょう。

ほうじ茶・番茶

温かい飲み物をとりたい時に使いやすいです。

カフェインが気になる方は、飲む量や時間帯を調整しましょう。

夜に眠りが浅い方は、夕方以降のカフェインを控えめにするのもよいでしょう。

味噌汁・スープ

水分だけでなく、塩分や栄養も一緒にとりやすい形です。

夏は冷たい飲み物が増えやすいため、温かい味噌汁やスープを一日一杯足すだけでも、胃腸を助けやすくなります。

経口補水液

経口補水液は、脱水時の水分・電解質補給に役立つものです。

ただし、普段の水分補給として毎日たくさん飲むものではありません。

大量に汗をかいた時、下痢や嘔吐がある時、熱中症が疑われる時など、必要な場面で使うものと考えましょう。

使用に迷う場合や持病がある場合は、医師や薬剤師に相談してください。

控えめにしたい飲み方

妊活中だから絶対に飲んではいけない、という意味ではありません。

ただ、夏の体調が不安定な時は、次のような飲み方は控えめにしてみましょう。

  • 氷入りの飲み物を一気に飲む
  • 冷たい飲み物ばかり飲む
  • 甘い清涼飲料水を水分補給の中心にする
  • カフェインを夕方以降に多くとる
  • 水を短時間に大量に飲む
  • むくみが怖くて水分を極端に控える
  • のどが渇くまでまったく飲まない
  • お酒を水分補給代わりにする

夏は、暑さで身体が疲れやすい季節です。

飲み物の選び方ひとつでも、胃腸や睡眠、冷え、むくみの感じ方が変わることがあります。

東洋医学では、水分のとり方をどう見るのでしょうか

東洋医学では、水分のとり方を、気・血・水、脾・肺・腎、湿気、冷え、巡りの状態から見ていきます。

ここでいう気・血・水、脾・肺・腎は、西洋医学の臓器そのものだけを指すのではなく、身体の働きやリズムを表す東洋医学的な考え方です。

水分は、身体に必要なものです。

ただし、胃腸が弱っている時や冷えがある時は、飲んだ水分をうまく巡らせにくくなることがあります。

その結果として、むくみ、重だるさ、胃の重さ、冷え、下痢、頭のぼんやり感として出ることがあります。

つまり、東洋医学では「水分をとること」だけでなく、「水分を巡らせる力」も大切にします。

脾虚(ひきょ) 〜胃腸が弱く、水分をさばきにくい状態〜

脾は、胃腸の働き、食べたものから気血を作る力、水分代謝と関係します。

脾虚タイプでは、

  • 胃が重い
  • 食後に眠い
  • 軟便になりやすい
  • 冷たい飲み物でお腹がゆるくなる
  • 甘いものが欲しくなる
  • むくみやすい
  • 朝から身体が重い
  • 雨の日に不調が出やすい

といった状態が出やすくなります。

このタイプの方は、冷たい飲み物を一気に飲むと、胃腸がさらに重くなることがあります。

常温の水。
温かいお茶。
味噌汁。
スープ。
白湯を少し。

胃腸が受け取りやすい形で水分をとることが大切です。

水滞・湿(すいたい・しつ) 〜むくみ・重だるさ・水分の滞り〜

水滞・湿は、身体の水分が滞り、重だるさやむくみとして出やすい状態を指します。

水滞・湿タイプでは、

  • 足がむくみやすい
  • 身体が重い
  • 頭がぼんやりする
  • 胃腸が重い
  • 雨の日に不調が出やすい
  • 冷房で冷えるとむくむ
  • 水分をとるとお腹がちゃぽちゃぽする
  • 夕方に足がだるい

といった状態が出やすくなります。

このタイプの方は、水分を控えすぎるのではなく、巡らせることが大切です。

こまめに飲む。
冷やしすぎない。
足首を動かす。
ふくらはぎを軽く使う。
塩分や甘いものをとりすぎない。
胃腸を冷やさない。

水分補給と巡りの両方を意識しましょう。

陰虚(いんきょ) 〜潤い不足・ほてり・口の渇き〜

陰は、身体を潤し、熱を鎮め、落ち着かせる働きと関係します。

陰虚タイプでは、

  • 口が渇く
  • 手足がほてる
  • 寝汗をかく
  • 眠りが浅い
  • のぼせやすい
  • 便が硬くなりやすい
  • 肌や髪が乾燥しやすい
  • イライラと不安が混ざる

といった状態が出やすくなります。

このタイプの方は、身体の潤いを守ることが大切です。

水分を控えすぎないこと。
辛いものやアルコールを控えめにすること。
寝不足を減らすこと。
汗をかきすぎた後は水分と塩分を補うこと。

夏は、ほてりと冷房冷えが同時に起こることもあります。

温めすぎず、冷やしすぎず、身体の反応を見ながら整えていきましょう。

腎虚(じんきょ) 〜水分代謝・冷え・足腰の弱り〜

腎は、東洋医学では生殖の土台、年齢に伴う変化、足腰、冷え、水分代謝、睡眠と関係が深いと考えます。

腎虚タイプでは、

  • 足腰が冷える
  • 明け方に目が覚める
  • 疲れが抜けにくい
  • むくみやすい
  • トイレが近い
  • 年齢への焦りがある
  • AMHの数値が気になる
  • 妊活が長引き、心身が疲れている

といった状態が出やすくなります。

このタイプの方は、冷房や冷たい飲み物で足腰が冷えやすいことがあります。

夏でも足元を冷やしすぎない。
無理な温活はしない。
水分を控えすぎない。
夜更かしを減らす。
疲れをためすぎない。

腎を消耗させすぎない生活が大切です。

妊活中の水分補給で気をつけたい場面

妊活中は、治療の時期によって、水分や体調の不安が変わることがあります。

採卵周期

採卵周期は、卵巣刺激によってお腹の張りやむくみを感じる方がいます。

水分を控えた方がいいのか、飲んだ方がいいのか迷うこともあります。

この時期は、自己判断で極端に水分を増やしたり減らしたりせず、医療機関の指示に従いましょう。

強い腹痛、急なお腹の張り、吐き気や嘔吐、息苦しさ、尿量の減少、急な体重増加がある場合は、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)などの確認が必要なことがあります。

早めに主治医へ連絡してください。

胚移植前後

胚移植前後は、身体を冷やしてはいけないと不安になる方がいます。

水分も白湯だけにした方がいいのか、冷たいものは絶対に避けるべきか、気になる方も多いです。

冷たい飲み物を1回飲んだからといって、着床が決まるわけではありません。

ただし、冷たい飲み物でお腹が痛くなる、下痢をする、胃腸が重くなる方は、常温や温かい飲み物を選ぶ方が身体に合うことがあります。

移植前後は、特別なことを増やしすぎるより、いつもの身体が落ち着く飲み方を大切にしましょう。

月経前

月経前は、むくみやすくなる方がいます。

この時期に水分を極端に控えると、便秘や頭痛、だるさを感じることがあります。

水分はこまめにとりながら、塩分、甘いもの、冷たい飲み物、夜更かしを少し控えることがおすすめです。

足首を回す、ふくらはぎを動かす、湯船に短時間入るなど、巡りを助ける工夫も取り入れてみましょう。

夏の外出・通院日

夏の通院日は、移動だけでも体力を使います。

外出前に少し水分をとる。
水や麦茶を持ち歩く。
汗をかいたら塩分も意識する。
暑さ指数や熱中症警戒情報を確認する。
無理に長時間歩かない。
日傘や帽子を使う。
帰宅後は身体を休める。

通院日は、治療だけでなく移動も身体の負担になります。

水分補給と暑さ対策をセットで考えましょう。

水分補給におすすめの食養生

飲み物だけでなく、食事からも水分やミネラルをとることができます。

夏におすすめしやすい食材は、

  • 味噌汁
  • スープ
  • 豆腐
  • 鶏肉
  • 白身魚
  • しじみ
  • あさり
  • きゅうり
  • トマト
  • なす
  • オクラ
  • 山芋
  • とうもろこし
  • 枝豆
  • 小松菜
  • にんじん
  • かぼちゃ
  • しそ
  • みょうが
  • 生姜
  • 黒ごま
  • なつめ

などです。

きゅうり、トマト、なすなどの夏野菜は、水分を含み、暑い時期に取り入れやすい食材です。

ただし、冷えやすい方は、生野菜ばかりにせず、味噌汁、スープ、炒め物、蒸し物なども取り入れてください。

おすすめは、冷たい食事に温かいものを足すことです。

そうめんに卵を足す。
冷ややっこにしそや生姜をのせる。
冷たい麺の日に味噌汁を足す。
トマトにオリーブオイルと塩を少し。
枝豆やとうもろこしを間食にする。
スープに鶏肉や豆腐を入れる。

夏の食養生は、制限ではなく、身体を支えるための小さな工夫です。

水分代謝におすすめのツボ

ツボ押しは、不妊症やホルモン異常を診断したり、妊娠を約束したりするものではありません。

けれど、むくみ、冷え、胃腸の重さ、身体のだるさに気づくセルフケアとして取り入れることはできます。

強く押し込まず、息を吐きながら、気持ちよい程度に触れてください。

陰陵泉(いんりょうせん) 〜むくみ・湿気・水分代謝〜

膝の内側、すねの骨の内側を上にたどったところにあります。

東洋医学では、水分代謝や湿気による重だるさを意識する時に使われることがあります。

足のむくみ、身体の重さ、湿気でだるい時におすすめです。

足三里(あしさんり) 〜胃腸・疲れ・夏バテ〜

膝のお皿の外側下から、指4本分ほど下にあります。

胃腸の働きや疲れを意識する時に使いやすいツボです。

冷たい飲み物で胃腸が重い方、夏バテしやすい方に向いています。

三陰交(さんいんこう) 〜冷え・むくみ・婦人科系の身体づくり〜

内くるぶしの上、指4本分ほど上にあります。

婦人科系のケアでよく使われるツボです。

冷え、むくみ、月経周期を意識した身体づくりで選ばれることがあります。

ただし、妊娠中や妊娠の可能性がある時期は、強く押し込まず、温める程度にしてください。

太渓(たいけい) 〜足腰の冷え・腎のケア〜

内くるぶしとアキレス腱の間にあります。

東洋医学では、腎の働きや足腰の冷えを意識する時に使われることがあります。

冷房で足元が冷えやすい方、疲れが抜けにくい方におすすめです。

内関(ないかん) 〜胃のむかつき・胸のつかえ・緊張〜

手首の内側、しわから指3本分ほどひじ寄りの中央にあります。

胃のむかつき、胸のつかえ、不安で呼吸が浅い時に使いやすいツボです。

夏の通院日や、緊張で胃腸が動きにくい時にも触れやすい場所です。

今日からできる3つのこと

1.朝起きたら一口飲む

朝は、寝ている間に水分が失われています。

起きたら、まず一口水分をとりましょう。

水。
白湯。
麦茶。
温かいお茶。

身体に合うもので大丈夫です。

朝からたくさん飲めなくても、一口で十分です。

胃腸が弱い方は、冷たい水より常温や温かい飲み物の方が合うことがあります。

2.冷たい飲み物を1杯だけ常温にする

夏は冷たい飲み物が増えます。

全部を我慢する必要はありません。

まずは、1日のうち1杯だけ、常温や温かい飲み物にしてみましょう。

冷たいものを減らすことより、胃腸が受け取りやすい飲み方を見つけることが大切です。

3.通院や外出の日は、出る前に飲む

夏の通院日は、移動だけでも汗をかきます。

家を出る前に少し水分をとる。
水や麦茶を持ち歩く。
汗をかいたら塩分も意識する。
帰宅後は身体を休める。

この4つを意識してみましょう。

暑さが強い日は、無理をしないことも大切です。

鍼灸でできるサポート

妊活中の水分代謝、冷え、むくみ、夏バテには、暑さ、湿気、冷房、胃腸の働き、睡眠、自律神経、月経周期、治療内容など、さまざまな要素が関わります。

そのため、鍼灸だけで妊娠、ホルモン値、排卵、卵子の質、むくみの改善をお約束することはできません。
また、当院で不妊症や内科疾患を診断したり、病院での検査や治療の代わりを行ったりすることもできません。

けれども、夏の身体づくりとして、

  • 冷房による冷えを整えたい
  • むくみや重だるさを相談したい
  • 胃腸の働きを助けたい
  • 水分のとり方を見直したい
  • 自律神経の緊張をやわらげたい
  • 夏バテしにくい身体づくりをしたい
  • 妊活中の生活習慣を整えたい

という方に対して、鍼灸でサポートできることがあります。

当院では、病院での検査や治療を大切にしながら、東洋医学の視点で気血水、脾・肺・腎、冷え、湿気、巡りの状態を見ていきます。

水分補給を「何リットル飲むか」だけで考えるのではなく、

「胃腸が受け取れているか」
「むくみや重だるさが出ていないか」
「冷房で下半身が冷えていないか」
「汗で消耗していないか」
「水分を控えすぎていないか」

を一緒に確認していきます。

当院の考え方

妊活中は、身体に良いことをしようとするほど、不安が増えることがあります。

「水をたくさん飲まないといけない」
「冷たい飲み物は絶対だめ」
「白湯しか飲まない方がいい」
「むくむから水分を控えた方がいい」
「スポーツドリンクを飲んだ方がいいのかな」

情報が多いほど、迷ってしまいますよね。

でも、水分補給に必要なのは、極端なルールではありません。

暑い日は水分をとる。
汗をかいたら塩分も意識する。
胃腸が弱い方は冷やしすぎない。
むくみやすい方は巡りも整える。
水分を控えすぎない。
甘い飲み物に偏りすぎない。

このバランスが大切です。

妊活中の夏は、ただでさえ身体も心も揺れやすい時期です。

水分のとり方も、正解をひとつに決めるより、今のお身体に合う形を見つけていきましょう。

奈良・上牧町、西大和、北葛城郡周辺で、妊活中の夏バテ、冷え、むくみ、胃腸の弱り、水分のとり方に悩んでいる方へ。

「水分をとるとむくむ」
「冷たいものを飲むとお腹が冷える」
「夏の通院でぐったりする」
「妊活中の水分補給が分からない」
「身体に合う養生を知りたい」

そんな時は、うまく言葉にできなくても大丈夫です。

病院での治療を大切にしながら、今のお身体とお気持ちを一緒に整理していきましょう。

強いだるさ、めまい、吐き気、発熱、脱水が疑われる症状、急なむくみ、息苦しさ、尿量の減少、急な体重増加などがある場合は、クリニックや病院など、専門の医療機関へ早めに相談してください。

この記事を書いた人

ロータスリーフ 蓮心はり灸堂
院長 菅原 裕万
はり師・きゅう師・医薬品登録販売者

奈良・上牧町で、妊活中の方や女性のお身体のお悩みに向き合い、マタニティケア・産後ケアまで、ライフステージに合わせた鍼灸施術を行っています。
病院での検査や治療を尊重しながら、東洋医学の視点も取り入れ、冷え・睡眠・自律神経の緊張・体質・生活習慣などを丁寧に確認し、その方に合った身体づくりを一緒に考えています。

当院は女性のための鍼灸院です。男性の施術は、既存患者様からのご紹介、またはご夫婦でのご来院に限り、他の方と重ならない時間帯で対応しております。

院長プロフィールを見る

妊活中の夏の水分補給、冷え、むくみ、胃腸の弱り、夏バテが気になる方は、当院にご相談ください。
病院での治療を大切にしながら、東洋医学の視点で今のお身体の状態を確認し、夏を無理なく過ごすための身体づくりをサポートいたします。

『水を飲むと胃が重くなる』『冷房対策がこれで合っているか不安』といった、日々の小さな気がかりでも構いません。
ひとりで抱え込まず、まずは当院で、あなたのお身体に合わせた夏の過ごし方を一緒に見つけてみませんか。

参考・出典

厚生労働省『熱中症予防のための情報・資料サイト』
厚生労働省『熱中症を防ぎましょう 普及啓発用資材』
環境省『熱中症予防情報サイト』
環境省『暑さ指数(WBGT)について』
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)『暑熱環境における水分補給に関する情報』
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)『旅行者の暑熱障害と水分・電解質補給』
世界保健機関(WHO)『不妊に関するファクトシート』
日本生殖医学会『生殖医療ガイドライン』

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