妊活中は頑張りすぎないことも大切です。身体を整える視点とは

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妊活中は、本当にたくさんのことに気を配りながら過ごしておられる方が多いと思います。

食事に気をつける。
身体を冷やさないようにする。
生活リズムを整える。
通院や検査、治療に向き合う。
結果に一喜一憂しながらも、また次に向けて気持ちを立て直す。

こうした毎日は、想像以上に心と身体へ負担がかかりやすいものです。

だからこそ妊活中は、「もっと頑張らないと」と自分を追い込んでしまうことがあります。
けれど実際には、頑張ることだけが妊活ではありません。
時には、頑張りすぎている心と身体をやさしく整えてあげることも、とても大切です。

今日は、妊活中に大切にしたい「整える」という視点についてお伝えします。

目次

妊活中は頑張りすぎやすい時期です

妊活中は、どうしても結果を意識しやすくなります。
生理周期、排卵の時期、基礎体温、検査の結果、通院の予定。
ひとつひとつが大切だからこそ、自然と気持ちが張りつめやすくなります。

さらに、

・少しの体調の変化が気になる
・食事や生活習慣を気にし続けている
・周囲と比べてしまう
・うまくいかなかった時に自分を責めてしまう
・いつも頭のどこかで妊活のことを考えている

このような状態が続くと、心も身体も休まりにくくなってしまいます。

妊活は真剣に向き合うものだからこそ、無意識のうちに頑張りすぎてしまう方が少なくありません。
でも、ずっと力が入り続けている状態では、心も身体も疲れてしまいます。

“頑張ること”が悪いわけではありません

ここで大切なのは、「頑張っていること」が悪いわけではないということです。
妊活に向き合う中で努力していること、日々を丁寧に過ごそうとしていることは、本当に大切なことです。

ただ、その頑張りが強くなりすぎて、

・休むことに罪悪感がある
・少し手を抜くと不安になる
・気持ちが張りつめて眠れない
・やることが増えすぎて疲れてしまう
・本当はつらいのに無理をしてしまう

このような状態になっている時は、少し整える視点を持つことが必要かもしれません。

妊活中は、常に全力で走り続けることが大切なのではなく、その時の自分の状態に合わせて、無理なく続けていける形をつくることが大切です。

妊活中に“整える”とはどういうことでしょうか

整えるというのは、特別なことをするという意味ではありません。
今の自分の心と身体の状態を見ながら、負担がかかりすぎているところを少し緩めて、土台を整えていくことです。

たとえば、

・眠りが浅いなら、休み方を見直す
・冷えが強いなら、身体を冷やさないようにする
・疲れが抜けないなら、予定を詰め込みすぎない
・食事が乱れているなら、胃腸にやさしいものを意識する
・気持ちが張りつめているなら、少し力を抜く時間をつくる

こうしたことも、妊活中の大切な取り組みのひとつです。

頑張ることは前へ進む力になりますが、整えることは、その力を支える土台になります。
どちらかだけではなく、両方が大切です。

こんなサインはありませんか

妊活中に頑張りすぎている時は、心や身体に次のようなサインが出ることがあります。

・寝ても疲れが取れない
・眠りが浅い
・肩や首にいつも力が入っている
・お腹や足先の冷えが気になる
・気持ちがそわそわして落ち着かない
・ちょっとしたことで落ち込みやすい
・食事が適当になっている
・妊活のことを考えるだけで苦しくなる
・本当は休みたいのに休めない

こうした状態は、心が弱いからでも、気合いが足りないからでもありません。
心と身体が「少し疲れています」と教えてくれているサインかもしれません。

そのサインを無視せず、早めに整えてあげることが大切です。

妊活中に大切にしたい3つの整え方

1.休むことを後回しにしない

妊活中は、「今できることを全部やらないと」と思いやすいものです。
ですが、心と身体が疲れている時は、休むことも大切な妊活のひとつです。

たとえば、

・少し早めに休む
・予定を詰め込みすぎない
・湯船にゆっくり浸かる
・寝る前のスマホ時間を短くする
・深呼吸をする
・ひとりでぼんやりする時間をつくる

こうした小さなことでも、身体の緊張が少し緩むと、気持ちも落ち着きやすくなります。

「休むと妊活が止まる」のではなく、「休むことで整いやすくなる」と考えてみてください。

2.“できていないこと”より“できていること”を見る

妊活中は、つい足りないところに目が向きやすくなります。

もっと食事を頑張らないと。
もっと冷え対策をしないと。
もっと前向きでいないと。

そんなふうに思い続けると、心がとても疲れてしまいます。

ですが、本当はすでにたくさん頑張っておられる方が多いのです。
だからこそ時には、

・今日も食事をとれた
・身体を冷やさないようにできた
・通院を頑張った
・つらい中でもここまでやってきた

そんなふうに、できていることにも目を向けてあげてください。

自分を追い込むより、自分を支える視点の方が、妊活は長く続けやすくなります。

3.気持ちだけでなく身体も一緒に整える

妊活中のつらさは、気持ちだけの問題ではないことが多くあります。
冷え、疲れ、睡眠不足、胃腸の弱り、身体の緊張。
こうしたものが重なると、心も不安定になりやすくなります。

だからこそ、

・冷えをためこまない
・温かい食事を意識する
・眠りやすい環境をつくる
・身体を締めつけすぎない
・緊張を緩める時間をつくる

このように、身体から整えていくことも大切です。

妊活中は、心と身体を切り離さずに見てあげることが、安心して続けていくための土台になります。

東洋医学では“頑張りすぎ”も身体に影響すると考えます

東洋医学では、心と身体はつながっているものとして考えます。
気持ちが張りつめ続けると、身体の巡りにも影響しやすくなりますし、反対に、冷えや疲れ、睡眠不足が続くと、心にも負担がかかりやすくなります。

特に妊活中は、

・冷え
・血流の低下
・自律神経の乱れ
・心身の緊張
・胃腸の弱り
・睡眠の質の低下

などが重なりやすくなります。

そのため、妊活中は「もっと頑張る」だけではなく、今の自分にとって必要な整え方を見つけていくことが大切です。

頑張れない日があっても大丈夫です

妊活中は、毎日同じ気持ちではいられないものです。
前向きな日もあれば、不安が強い日、疲れて何もしたくない日もあると思います。

そんな時に、「こんな自分ではだめだ」と思ってしまう方もいらっしゃいます。
けれど、頑張れない日があるのは自然なことです。
それは、怠けているのではなく、心と身体が休息を求めているのかもしれません。

大切なのは、ずっと完璧でいることではなく、その日その日の自分の状態に合わせて、無理なく整えていくことです。

妊活は“整えながら続ける”ことが大切です

妊活は、短距離走のように一気に走り切るものではなく、心と身体をいたわりながら続けていくものだと思います。

頑張ることはもちろん大切です。
でも、それと同じくらい、

・休むこと
・ゆるめること
・整えること
・自分を責めすぎないこと

も大切です。

「最近ちょっと疲れているかもしれない」
「気持ちが張りつめすぎているかもしれない」
そんな時は、今は頑張り足す時期ではなく、整える時期なのだと考えてみてください。

当院では、妊活中のお身体を東洋医学の視点から丁寧にみながら、冷え、血流、自律神経の乱れ、心身の緊張など、その方に合わせて整えていくお手伝いをしています。

病院での治療と並行しながら身体を整えたい方も、どうぞ安心してご相談ください。

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