生理前のイライラや不調がつらい方へ。春に意識したい整え方

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生理前になると、イライラしやすい、気持ちが沈みやすい、身体が重だるい、眠りが浅いなど、いつも以上に不調を感じる方は少なくありません。
特に春は、こうした変化が強く出やすい季節でもあります。

日中は暖かくなってきたのに、朝晩はまだ冷える。
新年度で気持ちが張りつめやすい。
予定が増えて、休むタイミングを逃しやすい。
花粉や黄砂で、身体にも余計な負担がかかりやすい。

こうしたさまざまな影響が重なることで、春は心と身体のバランスが崩れやすくなります。
その結果、生理前の不調がいつもよりつらく感じられることがあります。

「生理前だから仕方ない」と我慢してしまう方も多いのですが、つらさが強い時ほど、身体からのサインにやさしく目を向けてあげることが大切です。

目次

春はPMSが強く出やすい季節です

PMSは、生理前にあらわれる心や身体のさまざまな不調のことを指します。
感じ方には個人差がありますが、よくみられるものとしては、

・イライラしやすい
・気分が落ち込みやすい
・涙もろくなる
・頭が重い
・身体がだるい
・眠りが浅い
・胸の張りが気になる
・お腹が張る
・甘いものが欲しくなる
・集中しにくい

といった変化があります。

これらは季節を問わず起こることがありますが、春は特に、気温差や生活の変化、自律神経の乱れが重なりやすいため、PMSがつらいと感じる方が増えやすい時期です。

妊活中は、もともと心と身体に負担がかかりやすいこともあり、生理前の不調をより強く感じやすい方も少なくありません。

なぜ春はイライラしやすくなるのでしょうか

春は一見すると過ごしやすい季節ですが、身体にとっては意外と変化の多い時期です。
たとえば、

・朝晩と日中の寒暖差が大きい
・新生活や仕事の変化で緊張しやすい
・睡眠の質が乱れやすい
・花粉や黄砂で身体が疲れやすい
・薄着になり始めて冷えやすい
・忙しさで食事や休息が乱れやすい

こうしたことが積み重なると、自律神経のバランスが乱れやすくなり、気持ちにも身体にも影響が出やすくなります。

そのため春は、いつもよりイライラしやすい、落ち込みやすい、疲れやすいと感じることがあります。
それは気合いが足りないからでも、心が弱いからでもありません。
心と身体が変化に一生懸命ついていこうとしているサインかもしれません。

生理前にこんなお悩みはありませんか

春のこの時期、次のような変化を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

・生理前になると、些細なことでイライラしてしまう
・気持ちが不安定で、涙もろくなる
・身体が重だるく、疲れが抜けない
・お腹や腰まわりが冷えやすい
・眠りが浅く、朝すっきり起きられない
・甘いものが増えてしまう
・気分の波が大きくなりやすい
・妊活中で余計に気持ちが張りつめやすい

こうした状態が続くと、自分でも自分がしんどくなってしまいますし、周りとの関わりでも疲れてしまいやすくなります。

だからこそ、つらくなってから何とかしようとするのではなく、春の時期から少しずつ整えておくことが大切です。

春のPMSを整えるために意識したいこと

1.まずは冷やさないことを意識する

春は暖かく感じる日が増えるぶん、冷えへの意識がゆるみやすい時期です。
ですが、朝晩はまだ冷える日が多く、お腹や腰、足首まわりが冷えやすい季節でもあります。

生理前の不調がつらい時ほど、

・お腹を冷やしにくい服装にする
・足首を冷やさない
・薄手の羽織りを持ち歩く
・冷たい飲み物ばかりにしない
・湯船にゆっくり浸かる

といったことを意識してみてください。

PMSがつらい時は、冷えや巡りの悪さが重なっていることも少なくありません。
まずは身体を冷やしすぎないことが、やさしいセルフケアになります。

2.睡眠の質を見直す

春は自律神経が乱れやすく、眠りが浅くなりやすい時期です。
睡眠の質が下がると、疲れが抜けないだけでなく、気持ちの波も大きくなりやすくなります。

意識したいことは、

・寝る時間と起きる時間を大きくずらしすぎない
・寝る前のスマホ時間を短くする
・湯船に浸かってから休む
・夜遅い食事をできるだけ避ける
・朝に少し日光を浴びる

全部できなくても大丈夫です。
ひとつでも整うと、身体の感じ方が変わってくることがあります。

3.食事を“刺激より安定”で考える

イライラや疲れが強い時は、甘いものやカフェインに頼りたくなることがあります。
それ自体が悪いわけではありませんが、増えすぎると気持ちや身体の波がさらに大きくなることがあります。

春の生理前は、

・温かい飲み物を選ぶ
・具だくさんのお味噌汁やスープを取り入れる
・食事を抜きすぎない
・甘いものが続きすぎないよう意識する
・胃腸にやさしい食事を心がける

といったことが大切です。

特別なことをしなくても、毎日の食事を少し整えるだけで、身体は少しずつ落ち着きやすくなります。

4.気持ちを無理に押さえ込まない

生理前にイライラしたり落ち込んだりすると、「こんな自分ではだめだ」と責めてしまう方もいらっしゃいます。
けれど、つらい時に無理に元気を出そうとすると、かえって心が疲れてしまうことがあります。

そんな時は、

「今は少しゆらぎやすい時期なんだな」
「最近、心も身体も疲れているのかもしれないな」

と気づいてあげるだけでも大丈夫です。

気持ちを整える第一歩は、無理に抑え込むことではなく、自分の状態をやさしく認めることです。

東洋医学では“春は巡りが乱れやすい”と考えます

東洋医学では、春は気の巡りが乱れやすく、心身のバランスが崩れやすい季節と考えます。
そのため春は、

・イライラしやすい
・気分が落ち着かない
・眠りが浅い
・胸やお腹が張る
・月経前の不調が強い
・身体がこわばる

といった変化があらわれやすくなります。

つまり、春のPMSのイライラは、気持ちの問題だけでなく、身体全体の巡りや緊張、自律神経の乱れも関係していることがあります。

だからこそ、ただ我慢するのではなく、冷え、睡眠、食事、緊張などを含めて、身体全体を整える視点が大切になります。

妊活中の方こそ、生理前の不調を我慢しすぎないでください

妊活中は、生理前の時期が特につらく感じやすいことがあります。
結果への不安、周期への意識、気持ちの張りつめ。
そうしたものが重なることで、生理前の不調が心にも大きく影響しやすくなります。

「最近、生理前になると特につらい」
「イライラや落ち込みが強くてしんどい」
「春になってから、余計に不安定な気がする」

そのような時は、自分を責めるのではなく、今は整える時期なのだと考えてみてください。

春の生理前不調は、早めに整えることが大切です

春は、新しい始まりの季節である一方で、心と身体がゆらぎやすい季節でもあります。
生理前のイライラや不調がつらい時は、気のせいでも、甘えでもありません。
身体が季節の変化や日々の負担を受けているサインかもしれません。

当院では、妊活中のお身体を東洋医学の視点から丁寧にみながら、冷え、血流、自律神経の乱れ、心身の緊張、生理前の不調など、その方に合わせて整えていくお手伝いをしています。

病院での治療と並行しながら身体を整えたい方も、どうぞ安心してご相談ください。

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